レイク=ウォビゴン効果

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生き方

こんにちは!幸せマンです。
今回は、私達が陥りやすい心理の1つ「レイク=ウォビゴン効果」についてご紹介します。この心理を抱く事自体は悪いという事は無いんです。知らないことには多くの方が抱くであろう心理です。私自身が知らなかった時には完全に当てはまったものです。笑
でも、知ってしまえばいいんです。

では、早速いきましょう!

レイク=ウォビゴン効果


レイク=ウォビゴン効果とは、
「自分は大抵の事において平均以上であると思ってしまう心理」です。

これ自体はそんなに悪いものでは無いです。
というのも、少しだけ高い目標に挑むために、ちょっと背伸びが出来、何かの技術や知識が身に付いたりするからです。

ところが、これが行き過ぎてしまった場合、途端に悪さをし始めます。
私がツイッターやブログで発信を始める以前は、この心理にどっぷりはまっていました。
自分の今の力と考え方があまりにも差が大きくなりすぎると
「周りは力の無い人ばかりだ。どうしようもない人たちに囲まれている。」
「やればいつだって成功できる。」

となってしまったりします。

本当に優れた能力をその人が持っていたとしても、この考え自体はあまりよろしくないんじゃないかと思います。

周りとの軋轢は次第に大きくなるどころか、「満たされる事のない気持ち」も更に大きくなって、更に周囲の人を苦しめてしまう悪循環になる可能性があります。
そしておそらく、一番苦しいのはそう考えてしまう自分自身なんです。

満たされない気持ちは心に良くない


私達人間は「満たされない気持ち」を持ち続けると、心が疲れてしまう生き物です。
少しだけ高い目標は、意外となんとかなったりするので満たされる事も多いんですが、
あまりに高い志は満たされなかった時、その分喪失感が大きいんです。

では、今回のようなレイク=ウォビゴン効果による「満たされない気持ち」が生まれないようにするためにはどうしたらよいでしょうか?


「満たされない気持ち」が生まれてしまったのは、自分自身とその気持ちにギャップが生まれてしまったためです。

またそこには、現状において持っていないものにも強い気持ちが向いてしまっています。

そんな時はアルフレッド・アドラーさんのお言葉を思い出すといいんじゃないかな?と思いました。

大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うかだ。

アルフレッド・アドラー

このままだと、少し分かりにくいのかもしれませんので、もう少し噛み砕きます。

つまりは
「与えられた環境に文句を言うのではなくて、与えられた環境の中で自分になにが出来るか?」
と考える事が大切なんだと思います。

今ある環境に対して、確かに不満だったりはあると思います。ですが、どういった環境であっても完璧な環境というものは無いんです。だったら、今与えられている条件の中で自分が出来る事に集中した方が、何事においてもそれを変えていける可能性は遥かに高いんです。

自分自身を知る、というのは結構難しいことです。
私自身ものすごい短気なんじゃないか?と思っていたんですが、私の場合は沢山我慢し続けた結果、我慢が出来なくなって、事あるごとに怒っていました。

しかし、今は怒ることが無いです。怒りたいことが無いといった方が適切かもしれません。

怒りの感情に向き合った結果、我慢し続ければ怒り、そうならなければ次第に怒らなくなるということが1つ、わかりました。
怒りや不満の感情は、自分の意に反する事が起きると抱きやすいので、ちょうど今回のような「満たされない気持ち」とかなり結びつきやすい特徴を持っています。ずっと満たされない事が自分自身の意に反しているからです。

ここで、今与えられたものからどうするか?と考える事さえ出来れば、
「現環境を受け入れている」ということと「自分の出来うる範囲で行動できる」という2点において、始めは厳しい現実であっても、長期的には私達を楽にしてくれます。

私達は私達の出来る事を、出来る範囲でこなしていけばいいんじゃないかな?と思っています。
その繰り返しによって、鈍っていた頭の回転が戻り、仕事の効率を上がって帰宅時間は早まり、趣味の時間と家族との時間を増やしてくれました。

「満たされない気持ち」をこちら側に戻してあげたら、その分楽になっていきました。

それにかつては気付けませんでしたが、今出来る事を着々とこなす事が、最小の行動で、最大の効率を生み出すものだと強く感じています。

今日のあなたの一日が「レイク=ウォビゴン効果」を知る一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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