継続のコツ

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生き方

こんにちは!幸せマンです。
今回は、何をやっても続かないのは、私達人間の仕組みを理解すれば解消できる!と言う話をご紹介します。続かないのは、あなたのせいでは無く、脳の仕組みのせいです。この仕組みを理解すれば、努力せずとも継続できます。

では、早速いきましょう!

意欲に満ち溢れやってみたものの


何かのきっかけがあって、それに取組んでみようと思ったけど、3日坊主でやめてしまった。今日からやるるんだ!とあれだけ意気込んだのに、結局続けられなかった。
こういった経験は誰しもあると思います。

しかし続けられないのには、ちゃんとした理由があるんです。
というのも私達人間は、基本的に「新しい事は覚えにくい」生き物だからです。
今回は、続けるためのコツについて、掘り下げていきます。
何かをやめてしまうのは諦めグセがあるわけでも、向いていないわけでもないんです。

そもそも意欲が湧かないという方は、先ずはこちらの記事から読むといいかもしれません。私達の仕組み上、意欲は起こすものでは無く、起きるものです。

その意欲が空回っている


きっかけを得て、ヤル気満々。しかし、蓋を開けてみれば3日と持たずやめてしまう。
この、ヤル気があったのに続ける事ができない人の共通している特徴は「その意欲が空回っている」ということが挙げられます。

もっと具体的に言うと
やりたい気持ちが強いおかげもあってあれもこれもと、とにかく全部手当たり次第にやってしまっている、という事が非常に多い、ということです。

脳の仕組みを見ると、これはとても難しい事にあえて挑戦しているようなものなんです。

私達の脳はそもそも新しい事を覚える、新しい事を続ける事があまり得意では無いんです。もっと正確に言うと、脳は必死に覚えようとしていますが、出来れば必要な情報だけを取り入れたいんです。

「覚えたいけど、楽をしたい」と脳は思っているわけです。
そうはいっても、沢山の事が継続できている人も確かにいますよね。これは何故なんでしょうか?

何でも続く人の結果だけを見ている


様々な事に挑戦し続けることが出来る人に出会った時、ただただ「凄い人」に見えてしまいがちですが、これは才能の差でも、気質による差でも無いんです。
今あるその人を見て「何でも出来る人」だと、結果を見て凄い人だなぁと私達は思っています。

その人が何でも出来る、何でも続けられるようになったのは、その過程を上手くコツを掴んで取組んできた結果なんです。

続ける事が出来る人は、それを続けるために奮い立つ様に頑張っているか?というと実はほとんど苦労することなく、むしろ楽しみながら継続しています。ただ、そのコツを掴んでいるという違いがあるんです。

続けるコツ

では、どんなコツがあるのか?という事を脳の仕組みから見ていこうと思います。


色々やろうとした結果、あれもこれもと一度に沢山の情報が私達の脳に入ってくると
「情報が多すぎるよ!捌くだけでも精一杯だ!」と脳は混乱してしまいます。

混乱を起こさないためにも情報を絞って与えてあげる必要があります。
つまり、様々な事を続けられる人たちには、
「新しい事を覚える際には出来るだけ1つの事に集中している」という共通点があります。

覚える際に1つのことに集中すると、脳の中では
始めは
「お?新しい情報だぞ?う~んでもこれは、そんなに必要ないんじゃない?今は余裕があるけど、どうだろう?まあ、頭の片隅には入れておきますけどね。」
と言う感じで、脳は余り気にもとめません。

しかし何度も繰り返されると、ちょっとした変化が起きます。
「こんなに何度も入ってくる情報だ。きっと必要なんだな。」
次第に必要な情報である事を脳が認識するようになります。

脳が認識してくれる時点より前は、続けるのがしんどい状態です。しかし、このしんどい状態から、更に先もあるんです。

それでも繰り返される場合、遂には脳のお気に入りリストに入り
「ああ、あれね。すぐ出せるよう準備してあるよ。」

ここまで来ると、ほとんど意思決定が必要とされなくなり、いつの間にかやっている、もしくはしんどいと感じる事無くやることが出来る「日々の生活に必要な、当たり前の習慣」の一つになります。

つまりは、何でも出来てしまうように見える人は、全部を一気に始めるのでは無く、1つを習慣にしたら、また違う1つを続けるよう覚え始めていった結果、何でも出来る様になったんです。

意思決定の容量は決まっている


実は、一日に出来る意思決定の容量は決まっています。あまりに意思決定しなければならない事が増えると、少ない決断回数の時に比べ、その意思をいろいろなことに使わなければいけなくなります。

また、先延ばしにすると少しずつ意思決定の力を使ってしまいます。
出来るだけやろうと思った事はすぐさまやるとより効果的です。
すぐさまやるのが面倒だと思ってしまう事もあると思いますが、「今この時間も意思決定の力を使ってしまっている」という認識自体が、すぐやる気持ちを強めてくれます。

それでも今決められない事があると思いますので、そういう時は「メモ」に残してあげまると、メモが私達の第二の脳になってくれてスッキリします。今出来ない事はメモに覚えておいてもらえばいいんです。

私の場合は、その日に終わらなかった仕事は全部メモにして、頭スッカラカンで帰宅しています。笑
仕事の問題は、仕事の時に考えればいいと思ってます。

1つずつ習慣にする最大の利点


1つずつ習慣の一部にしていくことの最大の利点は「覚えるのが自分でも驚くくらい早い」事です。
今まで色々やろうと手当たり次第だった人ほど実感できます。物覚えが悪いと思っていらっしゃる方は、物覚えが悪いのでは無く、その覚え方が脳にはちょっと難しすぎただけなんです。または先延ばしによって意思決定の容量を使い続けてしまっていたかもしれません。
実際、人それぞれの差はそんなに無いんです。1つに集中して取組んでいるかいないかの違いが、いずれ大きな違いになっていきます。

また、この変化が驚くほど早いので、何より自分自身が楽しい事も見逃せません。
1つを集中して覚え、生活の一部として習慣に。習慣になったら違う1つを覚えていく。
この繰り返しが最も効率的だと思います。

この繰り返しで自分でも驚くような変化を感じる事ができるんです。

今日のあなたの1日が「継続のコツ」を掴む日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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