苦手を得意にする脳~脳は順応する~

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生き方

こんにちは!幸せマンです。
今回は、苦手って何なの?得意にするにはどうしたらいいの?というお話です。
あなたが苦手と思っている事は、得意に出来ます。
それは行動のような何かの習得だけでなく、
思考も、なんです。考え方も習慣化でどんどん変わっていきます。

では、早速いきましょう!

脳は変化し、それを維持する


脳は変化します。1960年頃までは、脳は一度形成されたら変化しないものだとされてきましたが、今では、環境や考え方に応じてどんどん変化し、それを維持する事「脳の可塑性(かそせい)」が分かっています。
つまり、
私達の脳は習慣化によって、その習慣をより早く、より楽にこなせるように最適な回路(道具)を作ってくれるよう「慣れて」いくんです。

不得意が得意になる仕組み


私達が不得意と思っている事が次第に得意になっていく脳の仕組みを、簡単に噛み砕くために例え話で説明していきます。

私達の脳には、得意不得意を作る「畑」があるとします。

始めはその畑を耕すのに、とてもじゃないけど効率的とはいえない「フォーク」が渡させます。
これが「苦手」の状態です。

何度もフォークを使って耕していると、あんまり効率がよくない事に気付いた脳が、「これでどうだ!」といわんばかりに、より効率的な回路(道具)、「クワ」を持ってきます。
ちょっとやりやすくなりましたね。笑
これが「上達」の状態です。

クワを使って何度も何度も畑を耕していると、また脳が気付きます。もしかしてこれを使えばいいんじゃ?となり、もっと効率的な回路(道具)、「トラクター」が用意されます。
これが「得意」の状態です。

上の例え話で何がいいたいかというと
苦手なものは何度も繰り返し「習慣」にしてしまえば、次第にその行動や思考に「慣れて」得意に出来るという事です。

ここで大切なのは、これは行動のようなものだけじゃなくて考え方「思考」も、習慣に出来る点です。

考え方の苦手も得意にできる

つまり、私達は「良い事を考えるのが得意」になるんです。
その回路(道具)が、今は適切ではなかったとしても、何度も何度も繰り返されるその思考によって、より適切な回路(道具)を得る事ができるという事です。

意識をめぐらし懸命にやっていた事が次第に「クセ」になるんです。私達が何度も繰り返した思考によって、初めは悪いことばかり考えている状態であっても
「悪い事を考えるのが得意」から「悪い事も考えてしまうが、良い事も考えてきている」になり

更に「悪い事も考えてしまうが、良い事も考えてきている」から「良い事を考えるのが得意」になります。
「良い事を考えるのが得意」の状態であっても嫌な事は起きますが、この時そもそも「いい事を考えるのが得意」になっているので、嫌な事からの立ち直りは早く、ヘコんでもすぐ「いい事を考える」に戻って来れるんです。

思考の習慣化は、私達の生活を向上させる大きな変化となります。

習慣化は思考も行動も変えてしまう

ここで大切なのは
あなたが今、辛いと感じている事は思考の習慣化によって変える事が出来るということです。

あなたの中で繰り返される良い思考が、あなたの生き方まで変えてしまうんです。
思考が変われば、行動も変わります。行動が変われば思考も変わります。
どっちが先が正解か?なんてありません。
正解かどうかを気にするより繰り返し行動して、繰り返し思考するんです。続ければ続けるほど、より簡単にできるようになっていきます。

反対に思い切って行動して見るのも、考え方を変えるきっかけとなり得ます。
何かひとつ、やってみたかった事をやったら、それから価値観がガラッと変わった。
なんて事もあります。
確かな事は、私達が望むならいつからだって変わっていけるという事です。

最近の研究によってたとえ結果が出なかったとしても脳は過程も含めて変化に対応してくれることが分かっています。私たちの努力は着実に脳に変化を与え、いつかそれが実を結びます。

今日があなたの苦手に立ち向かう日である事を願って。
読んでいただきありがとうございました!

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