悩みの解決には2種類の方法がある

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人間関係

こんにちは!幸せマンです。
今回は、悩みから脱したはずなのに、再び悩んでしまうのは、とある理由があるからです、というお話です。悩みを永久に消し去るためにはどのような幸せを目指すことが大切なのかをご紹介します。

では、早速いきましょう!

悩みを脱したはずなのに


悩み苦しむ時期を経て、やっとの思いで抜け出し、穏やかな日々を暮らしていたはずなのに、少しずつ負の感情が強くなり、再び悩みを抱えてしまった、という人は残念ながら少なくないようです。

今は大丈夫という人も、環境次第では大きな悩みを抱えてしまうことは十分に、誰にだって起こり得ます。心が弱いのではなく、それだけの負担や責任を負ってしまっただけなんです。時に「気持ちがなっていない。」とおっしゃって、気合が足りないような言い方をしてしまう方をお見受けしますが、おそらくその人は、気合でどうにかしたのでは無く、うまく切る抜ける条件が揃っただけだと思います。心の病とは、その名の通り「病」なんです。風邪だって条件が揃えば誰でもなるのと全く変わらないんです。


実際、現代において心が疲れてしまった人は年々増え続け、どうしていいかも分からず途方に暮れている方も多いようです。
心を悩みから脱してあげて、そこに戻らないための話が今回の内容です。

私達の精神的な安定において、2種類がある事はおそらく多くの方が知らないと思っています。
私達の悩みの解消法は大きく2つに分けることが出来ます。

薬には2種類ある


少しだけ話は変わって、薬にも2種類の目的があるんです。
それは
「一時的な症状の緩和を目的としたもの」
「根本的な治療を目的としたもの」です。

その薬をやめると再発するものが一時的な緩和を目的とした薬です。
痛み止めなどはこちらに入ります。
そして残念ながら、現在の「精神的に効果あり」とする薬は全てこちらに入ります。

なぜこんな話をしたかというと、この2種類の薬の目的が私達の心にも言えるからです。

現在の精神的な治療と称される行為に関しては
「これからずっと楽になる」を目指すものでは無く、
「今の間だけ楽を手にする」を目指してしまっている場合があります。

「今の間だけ楽を手にする」治療では、次のような事が起こりえます。
その効果が「一時的」であるがために、例えば、その治療で心が安定した場合は、その治療を頼らざるを得ない。治療を止めれば、しばらくすると気持ちは元の負の感情が舞い戻ってくる可能性は極めて高い、という事があります。


勿論そういった緩和してくれる治療はあまりにも辛い状態を抑えてくれるといった、すばらしい部分があります。
しかし
その人が望んだ「治療」とは
「今は幸せな気持ちで暮らせている」のは勿論の事、
「これからずっと幸せで暮らせる」であったと思うんです。

この一時的緩和を目指す治療に関しては、その悩みを抱える人に一時的な希望を見せる事が、再び落ち込んでしまった際に「自分はやっぱり駄目なんだ」という気持ちにさせてしまい、

自分を、誰かを信じる事が出来なくなり、日常に不安を感じ始めてしまう可能性が高いと私は感じています。結果、再び心を壊し、場合によっては前より悪い状態になる事だってあります。

そうならないためにも、今後の治療には、緩和する事だけにとどまらず、次のステップへの道しるべが必要だと強く感じます。

ずっと続いていく幸せ


不幸せから脱したら、その不幸せに再び取り込まれないような生き方を見つけ「一時的」でない、「ずっと続いていく幸せ」を手にする事が誰もが希望するところであると思います。

そして
「一時的な幸せ」の先にあり続けてくれるような、
「すっと続いていく幸せ」は手にしようとすれば手に入れる事が出来ます。

たとえ心を折られてしまいそうな事態に遭遇したとしても、すぐに戻ってこられるんです。

私は「心の土台」と勝手に呼んでいます。

踏みつけられても、折り曲げられても戻ってくれる。そんな「心の土台」が今の、今後の私達に必要なものだと強く思っています。

これが「一時的な幸せ」の場合、
この「心の土台」が「以前と同じ場所に置いてある」から、そこから生える枝葉もまた、以前と同じになっています。
辛くなった時に、対処できるだけの方法が分からない事は大きな要因になり得ます。

私達が「ずっと続いていく幸せ」を勝ち取るためには、この「心の土台」の置き場所を、もっと日の当たる、明るい場所に移してあげる必要があります。

心の土台を明るい場所に移すものとして
「これだけやれば上手くいく!」というものは残念ながら今のところ見つかっていません。ですが、1つずつ自分のものにし、少しずつ場所を変えていく事は誰であっても可能なんです。

私達が自分の力で「心の土台」を移してやる勇気さえあれば。

このまま終わってしまうと、なんだか味気ないので今回は「心の土台」を「明るい場所に移すための1つ」になりうるものをご紹介して終わりにしたいと思います。

「悪いあの人」「かわいそうな私」


今回はアドラー心理学の本「幸せになる勇気」の内容を少しだけご紹介します。私自身を暗闇から救ってくれた1冊です。この本は「嫌われる勇気」の続編として本が発行されました。

何かに対し、不満や悩みを抱える時に、私達は必ずといっていい程に
「悪いあの人」
「かわいそうな私」

に目を向けています。

例えば
仕事が失敗に終わった時、私達は
「あの人さえいなければ。悪いのはあの人だ。」
「なんてかわいそうな私。私は悪くない。」

こういった感情に囚われてしまいます。
そして、そうした気持ちをずっと持ってしまうことで、不満は自分自身の中に生まれています。この状態は、私達を苦しめてしまうんです。

起きてしまった事柄に対して、私達は無力です。何も出来ません。
起きてしまったどうする事も出来ない事に目を向けると、その不満は愚痴などによって「一時的」には無くなりますが、おそらくしばらくして再び「悪いあの人、かわいそうな私」に戻ってしまいます。たとえ、本当に悪いのがその人であったとしても、起きてしまった事はどうすることもできません。

その「一時的解消」から抜け出し、「ずっと続いていく」を目指すために大切なのは、「悪いあの人、かわいそうな私」に囚われない事です。
こうした気持ちになってしまったら、次の言葉を思い出してみてください。

「じゃあ、これからどうするか?」

大切なのは「これから」なんです。
起きてしまった事にどうこう言っても私達自身が苦しむだけなんです。「悪いあの人、かわいそうな私」は、たとえ誰になにを言われるわけでもなくても、自分が苦しくなってしまうものです。

悪いことをしたその人を責めても何も生まれません、私達が出来るたった一つの事は「起きたことは仕方が無い。じゃあ、これからどうしようか?」です。「誰がやった、誰のせい」だとかは正直どうだっていいんです。「何が起きて、これからそれをどうするか」なんです。

あくまで今から出来る事に目を向けるクセをつけてしまえば、私達の人生は大きく変わり始めます。
これからについては私達次第でいくらでも変容していきます。

辛い思いもしてきたと思います。
だからこそ、変えられないものでは無く、変えられるものに自ら進んでいくんです

「これからどうするか?」を考える事が出来る様になれば、私達は次第に、なにが起きようとも、動じない心を手に入れる事が出来ます。少なくても起きてしまった事に悩むことがなくなればその分、心の余裕が出来ます、

「これからどうするか?」は少しずつ私の、あなたの「心の土台」を日なたに動かしてくれます。それだけじゃなく、その光は一つずつ増やしていくことが出来ます。

私は綺麗な花が咲くことを心から願っています。

たった1つの光ではその後ろに影ができます。しかし光の数を増やせば、影なんてどこにもなくなります。

私達の心の土台を照らす光は、私達自身で増やしていく事も、強くすることもできるんです。

今日のあなたの一日が「ずっと続いていく幸せ」を手に入れる勇気を持つ日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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