判断力と決断力をアップ!

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生き方

今回は、様々な事に対する判断力と決断力や、振り回されない私達を作り上げてくれる「前頭葉」を鍛え、強いメンタルを手に入れる内容をご紹介します。もう振り回されない、迷わないためには「前頭葉」の働きを強くすれば良いんです。

では、早速いきましょう!

「前頭葉」とは?


私達の判断や決断を担っている脳、それが「前頭葉」です。脳の情報を総合的に判断したり意思決定を担う、いわば「脳の司令塔」です。私達のちょうどおでこの当たりから、頭のてっぺんより少し前側に位置しています。
前頭葉は脳の中でも発達が最も遅く、大体25歳~30歳くらいで完成を迎えます。それ以前の10代や20代前半の前頭葉は完成していない状態なので、判断は少しだけ弱くなっていて、結果、よく悩み、よく間違えます。

年齢を重ねるにつれて完成した脳が今後成長しないのか?というと全くそんな事ないです。
年齢に関係なく発達する事が分かっています。

しかし、残念ながら反対に小さくなる事もあるんです。
小さくなるのはどういう時かというと、長期にわたるストレスなどが主要な原因です。
前頭葉の働きが弱くなると判断や決断できないだけでなく、感情を抑えられなくなってしまうんです。
ストレスを我慢した結果、もう我慢できない!の状態になり、私達自身が苦しみます。
我慢の先には、悩みが待っているんです。

しかし、小さくなるという事は大きくもなるという事です。つまり元通りにする、それどころか以前より発達したという事が実現可能なんです。実際にお年寄りが前頭葉を鍛え始めたら、前頭葉が発達しました。

私達の司令塔で大切な脳の部位である「前頭葉」を鍛える事で、ブレない自分、折れない自分を作っていくのが今回のお話です。

自発的な行動をする


自発的な行動をする事は、前頭葉の発達に効果的です。
私達が自分で思ったことを実行する際に、脳ではとんでもない量の情報が行き交います。そのとんでもない量の情報からたった一つの意思決定をし、選び出すという作業は、そもそも前頭葉を使わない事には出来ません。

例えば
何でも誰かの言うとおりに動いてしまうと、その通りに動けば良いだけになってしまい、ほとんど意思決定を必要としません。その楽さにも脳は甘えて、楽さに慣れてしまうんです。

ところが自分で決める場合には「どこになにがあって、どのように動けば、またはどのように動かせば良いのか」を全て自分で決めるため、その分だけめまぐるしく情報が行き交い、脳もまたそれに順応します。

自発的な判断をするほど、脳は活発に働くんです。

近い将来の目標をたてる


目標を立てる事は、前頭葉を鍛えます。
「目標」と聞くとおそらく多くの人が「面倒くさい!」と感じると思います。
しかし、意外と目標は既にあったりするんです。
例えば、ダイエットしたい、今日は何時に寝ようなど、近い未来については、誰もがなんとなく「目標」を持っているんです。

しかし、なんとなくであるために目の前のおいしそうなケーキの誘惑に、いつまでも見てしまう動画の誘惑に負けてしまいます。

人は長期的な成し遂げたい欲求よりも、短期的な欲求に弱い傾向があります。
「ケーキを食べたいけど、3ヶ月後の自分の為に今はグッと堪えよう!」と意思を働かせる事が前頭葉を活発にします。

誘惑に負けなかった数だけ「今ので前頭葉が鍛えられたかもな。」と思うのは1つの後押しになるかと思います。

新しい事に挑戦


新しい何かに出会った時、脳は非常に活性化します。これは比喩的なものではなくて、神経同士がその新しいものに対応しようと必死に繋がろうとしてくれます。
「そうはいっても新しい事なんか無いよ!」という方もいらっしゃるんじゃないかと思いますが、意外と近場にあったりします。

自分の中で「こう!」と決めてしまった場合が自分では気付かない内に結構起きているんです。なので、誰かが楽しそうにやっている事に飛び込んでみるのもいいかもしれません。


例えば、
妻が興味を持っている事に対して「つまらなそう」と興味を持たないのでは無く「へぇ!そうなんだ!」と自ら歩み寄ってみると、新しいことに出会えたりします

私の話で恐縮なんですが、妻が応援している「NiziU」と言うアイドルグループの話に飛び込んだ結果、今では私も応援しています。笑
以前はアイドルには興味が無かったんですが、彼女たちの真剣に目標に向かっている姿に、とても心打たれました。「頑張れ!NiziU!」と思っています。

それに副次的な効果として、家族との共通の話題が増えますよね。
特別な新しい事でなくてもいいんです。その人が興味を持っているのには何かしら理由があります。

やっぱり運動


個人的に最高クラスの脳の活性化を促す活動の1つに、「運動」が挙げられると思っています。
脳と身体は密接な関係があります、私達が動くから脳に情報がいきます。

運動する事によって、実際に脳が発達します。私自身、間違いなく頭の回転が速くなりました。
それだけでは無く、
疲れにくくなり、あらゆるストレス発散の頂点であり、そもそも動物が必要な活動でもあります。

その他にも沢山の恩恵が運動にはあります。

睡眠


「睡眠」は脳の活性化に直結します。
「睡眠」は脳の活性化に繋がる、というと「うん?」と思われる方も多いと思いますが、最も効果が高い、誰でも必要とされるものです。
睡眠が足りないと
頭が回らなくなり、脳の老廃物が上手く除去されなくなり、疲れは取れなくなり、悩みは大きくなり、決断は出来なくなり、記憶力は落ち、集中力できないなど、様々な弊害を生みます。

脳の機能が実際に低下している状態なんです。
これがしっかりとした睡眠時間を確保すると解消され、私達は本来の力が発揮できます。

睡眠時間の確保によって前頭葉がフルで働くようになると、
例えば、70%の頭の働きで起きている時間を過ごしていた場合には
ひとつひとつの成果が約1.4倍されるとしたらどうでしょう?

そのひとつひとつが合わさって何倍にもなって私達自身に返ってきます。
また、頭がクリアな状態だと、出会うもの全てがより鮮明に見えてきます。

つまりより良い情報を受け取る事が出来る様になるんです。

ないがしろにされがちな睡眠は私達が起きている時間をより快適にするためには、とても大切な活動です。


今回は前頭葉の活性化に関する内容でしたが、いかがでしょうか?
実のところ、私達は本来持っている能力を出し切れていません。

まだ伸びしろがあるということです。また、多くの人が力を出し切れていないという事に気付いた時、社会が活気に満ち溢れるんじゃないかな?とも思っています。

伸びしろがある事を感じると楽しく感じてきますよ。

今日のあなたの1日が「前頭葉」を鍛える1日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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