頭の良い人の脳神経回路の特徴

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生き方

今回は、いわゆる頭の良い人は脳の神経レベルで見た場合、私のような凡人と比べ、どのような違いがあるのか?という内容をご紹介します。頭の良いと言われる人の脳の活動には結構明確な特徴があるのでご紹介していければと思っています。どういった違いがあるのか?また、その状態に近づくにはどうして言ったら良いのか?今日はそんな話です。

では、早速いきましょう!

頭の良い人とは?


皆さんは「この人は、頭の良い人だなぁ」と思う人には、どういった特徴があると考えていますか?

これに対する答えは意外と難しかったりしますが、個人的に「頭が良いなぁ」と思わせる人は、
・両面的・多面的な視点を持ち、その前提の基、合理的(理にかなっている)である。
・ひらめきが多い。
・人に伝える能力が高い。
・驚くような発想をする。

こんな特徴を持っているのかなって思います。
頭の良い人の特徴に対しては様々なご意見があると思いますが、今回はもっと根源的な話として、「そもそも、その人達の脳の神経はどうなっているの?」というところに触れていくことがこれらの特徴やご意見を、ある程度カバー出来るんじゃないかと考えました。
ですので、今回はそんな頭の良い人達の脳の中をのぞいていき、
どう考え、どう結論付けているのかをざっくりとした脳の神経的な特徴を踏まえてお話していきます。

頭の良い人の脳の活性化具合が面白い


では、早速その特徴を見ていきます。
いわゆる頭の良い人の脳の動きを結論から言うと、

「頭のいい人程、脳の活性化が少ない。」

こうなってます。笑

これだけだともはや頭が良いんだか、悪いんだか、わけが分からないと思いますので、順を追って説明していきます。

そもそも、私達は「脳が活性化する」ことで思考する事が出来ています。これは必要不可欠です。何かに対して考える時は、私達は必ず脳の神経を使って情報の伝達をしています。
しかしなぜだか、頭の良いといわれる人程、脳が活性化していない。つまり楽をしちゃっているにも関わらず、スパッと答えを導き出します。

これは一見すると矛盾しているようにも思えますが、全く矛盾することなくおき得ます。

「頭の良い人程、頭を使っていない。」これはつまり
「使うべきところを使うべくして、必要最低限の動きでこなしている。」という事なんです。

要は「思考の最適化がされていて、余計な事を考えていないために、活性化が少ない」んです。

つまりは脳の最適化がされていて、むちゃくちゃ楽をしている上に、簡単に導き出しているので余力があり、結果スマートな考え方をバンバン出せるという好循環を起こしている事が考えられます。

では、どのようにして少ない思考で答えを出しているのか?がやっぱり気になるところだと思いますので、今度はそちらについてみていきたいと思います。

ですがその前に、脳の変化はどうやったら起きるのかについてちょっとだけ付き合ってください。

脳の変化


そもそも、私達の脳の基本的な特徴に「脳は変化し続ける」というものがあるんです。
この辺は、ありがたい事に私の拙いブログを日頃から読んでいただいている方々には良く知っていただいている事と思います。

「脳は変化し続ける」事で新しい事や、新しい考え方を少しずつ取りいれることが出来、実際に私達の思考や行動にも変化を及ぼします。

この変化についてもう少しだけ掘り下げると、実際にこんな事が起きているんです。
それが
「よく使う、必要な神経はより強く結びつき、あまり使わない、必要ないと判断される神経はその結びつきを弱める」という事です。

よく使う事でよりその神経回路は強化され、反面、あまり使わない神経回路は使いにくくなっていきます。

つまりは、
今ある環境下において、個人の考え方によっては、その考え方自体の加筆・修正が可能なんだという事です。たとえそれが、今まではあまり使っていなかったものであってもです。

ですので、始めは馴染みが無いような考え方でさえも、行く行くは自分のものに出来る可能性を脳はしっかり持っています。

この脳の変化の性質を利用していけば、後天的な自分自身の考えや行動によって、実際に変化していきます。そして繰り返し考えることや経験することにより変化させてしまえば、その考え方は容易に引き出せるようになります。
また「余計な思考」は「これは必要ないな」と繰り返していくにつれ、いつの間にやらそれが浮かんでくる事自体が難しくなっていきます。

脳の変化を駆使する


では、本題にいきます。問題はこの「脳は変化し続ける」特徴を駆使して、どのような思考を繰り返せばよいのかです。

頭が良いといわれる人達は「脳を必要最低限で効率よく使っている。」点が最も大きな特徴だと思いますので、要はこれを目指せば良いと思います。

つまりは
「思考の迷子にならないようにするために根底にルールを設ける」ようにすればよいのでは無いかと考えています。
自分の中で広くて信頼できる「道」を作り上げてしまえば、迷わないで済むんです。

そんな迷わない内容をご紹介していきますが、これは私の個人的な考察によるものです。それでも良ければ見ていってください。

ブレない思考を実現しうると私が考えているものが、
「感情論と根性論を基準にしないで、今ある実状を基準にして思考する」事です。

私の身近にいる、私より遥かに頭が良いであろう人達は、
特に話し合いの場面では、どうやら「こうであって欲しい」という気持ちをあんまり持っていないようです。

この考え方のメリットは、なにより「実状に対して」合理的な(理にかなっている)点です。
根本の事実から情報を集め、話を積み上げてその結論に至った場合、その理論は崩しがたく、突っ込みどころが少なくなります。これは裏を返せば、それが実現不可能な目標だった場合にも、その説明すら出来ます。つまりどっしり構えられて、「余計な思考」を巡らせることなくいられるという事が考えられます。また、個人的解釈(自分の思い)を含んでいない積み上がった話であれば、公平な立場から物言いが出来ます。

反面「こうであって欲しい」という感情論や根性論を基準に考えると、例えばそれがとても無理な目標であった場合、それに気付きにくく、なんとかそれに寄せようと頑張るはめになります。
その目標のため、起き得ないような事に思いを馳せたり、自分や誰かを無理させてしまいます。
また、自分自身も「本当に達成できるんだろうか?」と、疑心暗鬼に陥りやすいかもしれません。それが無理やり取り繕った嘘であることが多いために、質問されればされるほどに「穴」が見えてきてしまい、その穴を隠すために再び嘘をつく、といったようなあまり良いとは言えない悪循環をしてしまいます。

メンタルの回復にも通ずる所がある


正直この話は、メンタルの回復や悩みの解消の過程ととても似ているように感じます。

自分の実状を知り、今出来る事を実現可能な形で少しずつ着実に反映し、何度も繰り返した結果、脳の変化による考え方の転換が、実際に神経レベルで起きてくれます。

悩みの原因を突き止め、その原因に対し今出来る事を「実現可能な形」で着実に反映した結果、やっぱり脳が変化していきます。

そしてその結果、悩む時間が減っていき、行く行くはその対処すら必要なくなっていきます。
つまりは「必要最低限の脳の活性化でこなせるようになる。」という、まさしく頭の良い人のそれに近づいていけるものだと強く感じています。

私自身は頭が良いかといわれたなら、そんな事はまず無い。という謎の自信を持っていますが、
少なくとも悩みが少なくなるにつれて、以前の自分よりは頭が働くようにはなりました。

過去の積み重ねによって、私達は今を生きています。
過去は取り戻せませんが、今から積み上げる過去であれば、更新していけます。

気持ちを奪ってしまうような過去に「そんなこともあったね」というためにも、今の実状を、あくまで自分の気持ちの中で整理できる部分に向き合う事が、とても大切なのだと思います。

誰かを変えようとした場合、それは不可能な可能性がありますが、自分の気持ちであれば、ちゃんと答えてくれます。

誰かを変えようとした時、その人数分だけ何度も変え続けなれけならない上に、大抵うまくいかないですが、

自分を変えようとした時、自分ひとりを変えればよくて、変わってしまえばずっと続くものです。そして諦めない限り、簡単でもないかもしれませんが、必ずうまくいきます。

私達がどう生きるかは、私達の手の中にちゃんとあります。
変わろうとすれば、脳はしっかり順応しようとしてくれます。

今日のあなたの一日が「脳の変化による最適化」に向かう一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございました!!

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