今回は、1年間を時間(hours)に置き換えてみていこうと思っています。私達は等しく1年365日×24時間=8,760時間を何かに費やしながら暮らしています。数字として見ていく事で、もしかしたらハッとするようなことに気付けるんじゃないかと思い計算してみた結果、私はハッとさせられたので、ご紹介していきます。
では、早速いきましょう!
1年の内に何時間、何をしている?
私達は、どなたであっても等しく「1年365日」を何かに費やす事で日々を暮らしていっています。
ここで私はふと、こんな事を思いました。
「1年って、何時間(hours)なんだろう?」
そんなこんなで私は、しばらく計算機くんと友達になりました。笑
そして計算機くんに、1年は365日×24時間=「8,760時間」だという事を教えてもらいました。
長い気もするし、短い気もする。そんな時間だなぁ、と私自身は感じたんですが、皆さんはどうでしょう?
さて、そうなってくるといろいろと知りたくなってきました。特に下の事柄については多くの人が気になっているじゃないかと思います。
「じゃあ1年の内、働いている時間は何時間なんだろう?」という事です。はい、という事で早速計算しました。笑
私達は1年間の内、約240~260日くらいは、お仕事をしているようです。ここではとりあえず260日働いている事にします。
260日働いて、なおかつ毎日10時間(休憩時間を含む)働いている頑張り屋さんは、時間にすると1年間で「2,600時間」働いている事になります。
割合にすると1年の内29.68%。約3割の時間、お仕事をしている事になります。
かなり多く見積もって約3割の時間、私達は仕事をしているみたいです。
この3割と言う時間に対して、個人的にはこう思いました。
「仕事をしている時間って、感覚的に自分が思っているよりずっと少ないんだなぁ」
仕事が3割、睡眠が3割、じゃあ残りの4割は?
ちなみに、睡眠を毎日7時間取る人で3割いかないくらいです。先ほどのお仕事が3割だとすると、残り4割は「自由な時間」のはずです。
でもやっぱり直感的におかしい気がします。
少なく見積もって約4割もあるであろう時間に対し、私は率直に「何でこんなに時間がない気がするんだろう?どうして働き詰め感がこんなにも色濃く印象にあるんだろう?」と思いました。
平日は仕事をして、帰宅してちょっと運動して、ご飯を食べて、お風呂に入ったら、もうこんな時間だ、となってしまいます。
だとすると、どうやら「休日」にこそ、余暇のための時間がギュッと詰まっているんじゃないか?私はこう思い、再び計算機くんの元を訪ねました。
休日は260日働いているとすれば、残りの105日が休日です。その内、睡眠がこれまた7時間とすれば、105日×(24時間-7時間=17時間)=1,785時間です。
割合にすれば、約2割です。
つまり私達は、私達の「自由な時間」を平日に少しずつ2割、休日や連休に纏めて2割。お仕事と睡眠が占める6割を引いた約4割を、費やしているようです。
おそらく祝日がある人と、有給がしっかり取れる方はもう少し「自由な時間」があるんじゃないかと思います。
私自身は、これによって「仕事」に対する感覚が少しだけ変わったんですが、皆さんはどうでしょう?
仕事に対する新感覚「たった3割」
私達は仕事について、大きな問題を抱える事があります。どうしたってトラブルは付き物ですよね。ところが、私達を悩ませる「仕事」は1年の中で、3割なんです。
この3割に対し、私達の直感的には「もっと長い事働いている気がする」と感じるのは、
もしかしたら、
そのたった3割のはずの「仕事の時間」を「仕事の事を考えている時間」として増やして、4割にも5割にも、してしまっているのかもしれません。
大切な「自由の時間」を削って、考えてしまっているのかもしれません。
しかし、私達は4割ある「自由の時間」を削るために、3割の「仕事」をしているわけではなかったはずです。
ここで言っているのは
「仕事は3割の時間だから、対して重要じゃ無いんだ。」という事ではなくて
「仕事の3割の時間は、その3割の時間頑張って、そこでケリをつけてしまえば、あとは好きにしていいんだ。」という事です。
仕事の事はお給料をもらいながら考えれば良いんじゃないかと思います。
勿論、そもそも「仕事が楽しい方」は、それ自体が好きなのであれば、それはそれでとんでもなく素晴らしい事です。
しかし、もし仕事がしんどいなら、
「3割の時間を全力で!残った自由は私のものだ!」と考える事も悪い事なんかじゃないんです。
私達はおよそ40数年、仕事に就き、懸命に働きます。
時に、それに対して「人生のほとんどは仕事をしている」というご意見もあると思います。
しかしその実、その40数年の内、およそ3割に届かないくらいが「お仕事の時間」なんです。
平日に2割、休日に2割の合計4割以上あるその時間。楽しむために使っても、良いじゃないですか。
むしろ4割を楽しみ、3割をしっかり睡眠に費やすから、
残り3割の仕事に対する気持ちも変わっていくと思っています。
ご飯を楽しみ
テレビや動画を楽しみ
運動を楽しみ
ドライブを楽しむ
その4割に、「自分にとっての楽しい事」を見出してしまえば、もうこっちのもんです。
私達は仕事のために生きているのではなく、生きるために仕事をしているんですから。
今日のあなたの一日が「仕事は3割。睡眠も3割。残り4割は私のためにある!」な一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!