信頼関係はこうして作られる

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人間関係

こんにちは!幸せマンです。
今回は、信頼関係の構築に必要なものの話です。結論から言ってしまえば「自己開示」についての内容が今回ご紹介する話となっています。自分の事を相手に知ってもらう「自己開示」は難しいように思えますが、始めは些細なことからなので実はそんなに難しくは無いんです、という事をご紹介していければと思っています。

では、早速いきましょう!

信頼関係


皆さんに心から信頼できるような大切な誰かはいますか?
もし、そんな信頼関係を築けているのなら、それを手放す事のないあなたでいる事を願っています。

そんな信頼できる方との間に必ずといっていい程にあるであろうものが「自然で心地の良い会話」だと思います。

信頼しているから会話は弾み、会話が弾むから信頼できる、というような好循環の最中にいる事でしょう。

しかし、信頼関係というものは、誰であっても始めは無いものです。
私達が誰かを信じる事ができるのは、相手のことを知っているからで、相手もまた私達のことを知ってくれているからです。

つまり、信頼関係はパッと生まれるものでは無く、全く0の状態から、会話の中で少しずつ自分を知ってもらい、相手を知ることで初めて生まれてくるものです。

信頼しているから話すのが先では無く、
自分の話をするから、相手の話を聞くから信頼関係が構築されていきます。

今回はそんな信頼できる方を増やすためにも、自分を知ってもらう「自己開示のやり方」についてご紹介していきます。

自己開示


「自己開示」は、ざっくり言えば「自分を知ってもらうこと」です。
自分を知ってもらうには、その態度や行動も大切ですが、やっぱり会話が一番だと思います。

よく会話は「キャッチボール」に例えられますが、これは本当に優れた比喩表現ですよね。

例えば
私達がボールを何個も持って投げ続けたり、いきなり剛速球を投げたりすれば、どうしたって相手はびっくりします。


1球投げたら、投げ返してもらうのを待って、
投げ返してもらったらこちらもそれを返す。
相手が危険を覚える剛速球は必要ないんです。

始めて会った相手やまだ良く知らない相手に対して
いきなり沢山ボールを投げたり、速い球を投げたりする事に注意しさえすれば、少しずつお互いが「いいキャッチボールのパートナー」になって行きます。

そして
そのキャッチボールをお互い楽しむためには、まずは柔らかい軌道のボールをお互い1球ずつ持って投げ合うだけで良いんです。

柔らかい軌道のボールとは
「何の変哲も無い日常会話」です。
つまり最初から自分の内側をさらけ出す必要は無くて、良くある日常の会話や、共通の趣味から少しずつ相手との距離が縮まっていくものです。

「自己開示」と聞くと、言葉の硬さからか、なんだか「私の性格を思い切って打ち明けなければならないもの」のような印象を受けがちですが、私達の日々で起きたその日常的な経験もまた、自分のことを知ってもらう「自己開示」なんです。

何を食べたかも「私達」がしたことの一つです。
もっと言えば、「自己開示」の始まりは挨拶です。
「おはようございます。」はただの朝の定例的なものではなくて、相手がそこにいる事、自分がここにいる事を知ってもらえる「存在の証明」です。

ここで少しだけ、脳の話をします。

自分の話をする事によって自分を知ってもらう「自己開示」は本来気持ちの良いものなんです。
脳は本質的に自分の事を打ち明けると良い気持ちがするように出来ています。

これは進化の都合上、自分の情報を伝達する事が「生存」には欠かせないものであったからかもしれません。

つまり、脳の仕組みから見れば、私達は「自分の事を知ってもらいたい」という欲求を持っています。

そんな気持ちを持っているのにも関わらず、それを躊躇してしまうのは、私達の中に
「嫌われたらどうしよう」「私のことなんか興味ないんじゃないか?」という気持ちがあるんじゃないかと思います。

しかし、自己開示して嫌われる事態というのは
「自慢や見栄を張ってしまった」場合である事がほとんどです。

「朝はジャムパンを食べました。」「最近花粉症が辛くてさ。」のような「最近あった日常の話」を嫌う人なんておそらくいないんじゃないでしょうか?

また、忘れてはならないのが、私達が「自分の事を知ってもらいたい」と思うように相手も「自分の事を知ってもらいたい」と思っているという事です。

会話はキャッチボールなんです。
相手の話を聞きつつも、自分の話をしさえすれば良いんです。

私達が信頼できる人を欲するのは、ひとえに「安心したいから」です。
安心できる相手だから信頼できるんです
そう考えると、見栄や自慢はどうもその正反対の行為であるように思えます。
「安心」を作り上げ信頼を築くには、私達が立派で、なおかつ完璧である必要が全く無いんです。

「見栄っ張りで自慢ばっかりして精一杯背伸びをしようとする人」
「ちょっとドジでうっかりさんだけど、話をちゃんと聞いてくれて同じ高さでいてくれる人」なら

気を使わないで安心できるのは、後者です。

私達は誰かに良く思われたくて精一杯背伸びしようとしてしまいますが、背伸びをしないそのままの私達の方が、きっと多くの人に好かれます。
また、「そのままの私達で良いんだ」となりさえすれば、自分を知ってもらいたい欲求を、見栄を張ることなく伝え合う事ができて、更にはその輪が広がっていきます。何より自分の気持ちが楽になります。

大きく見せる必要が無くなっていきます。

誰かに与えられるのを待つのでは無く、自分から迎えにいくことが何事においても大切であると強く感じています。

今日のあなたの一日が「信頼関係は日常会話から」である事を知る一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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