睡眠を削るとどうなるのか?

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健康

こんにちは!幸せマンです。
今回は私達が生きていく中で切っても切れない、毎日の「睡眠」についての話です。睡眠時間を削るとどうなるのか?また疲れた日に限って寝られないのはなぜなのか?などについてご紹介します。

では、早速いきましょう。

寝ることの大切さ


皆さんは、しっかり寝られた!と毎日思えていますか?
ご存知だと思いますが、睡眠がしっかり取れていないと体も心も脳も、かなり機能が低下します。

睡眠時間を削るような生活によって
思考はどんどん鈍くなり
創造力は低下、更にストレスが増加し、体にも異常をきたします。

私達の頭の中では睡眠中に、脳の情報整理や、記憶の定着に加え、死んだ細胞、有害物質、老廃物など除去する大掃除が行われます。
つまり睡眠時間を削る=脳の整理整頓や掃除時間を削るという事になります。

睡眠時間を削るような生活を長い期間に渡って続けるとβアミロイド(アミロイドβたんぱく質とも呼ばれる)という簡単に言ってしまえば「脳のゴミ」がどんどん溜まってしまいます。
通常であればそのゴミは、睡眠中に大掃除され、正しい睡眠であれば、除去されます。
じゃあ、脳のゴミが溜まってくると何が起きるかというと、簡単に言えば、脳の情報伝達が不十分になり、頭の働きが非常に悪くなります。

βアミロイドについて詳しく知りたい方へ


詳しく知りたい方向けに、もう少し掘り下げます。興味が無いよって言う方は読み飛ばして大丈夫ですよ。
脳の情報伝達をするニューロンというものがあります。
片方のニューロンからもう片方のニューロンに情報を送っています。
私達はこの情報伝達によって様々な反応や判断をしています。

その情報伝達をするニューロン同士の間に「グリア細胞」という、「ちょっと情報が多いから制限するね!」という役割を持った細胞があります。
このグリア細胞の制限する機能を活性化させてしまうのが、βアミロイドです。
つまりどういうことかというと、本来必要な量のニューロン同士の情報伝達をβアミロイドがグリア細胞を活性化させてしまうために、必要以上に情報を持っていってしまいます。


ニューロンが情報を伝達し、私達は反応や判断をしている。
・グリア細胞がその情報が多すぎる時に制限している。
・βアミロイドが溜まると、グリア細胞を活性化させ、必要な情報まで持っていってしまう。
・その結果、私達の反応や判断力が低下する。

かなり大雑把な説明ですがこんな感じです。

脳のゴミ「βアミロイド」が多量に溜まる場合

この「脳のゴミ」は多量に溜まる症状がいわゆる「認知症」です。
しかし、多量に「脳のゴミ」が溜まる事は睡眠によってでは無いようです。認知症は遺伝の影響でもなく孤発的(いつ起こるかわからない)なので、認知症になるかならないかは誰にもわからないんです。

なるか分からないものは気にしてもしょうがないので、私達に出来る事は、人生を楽しむ事、そして睡眠をしっかり取る事です。

疲れたときに限って目が冴える


一日中仕事や家事を頑張って
「疲れたぁ!今日はぐっすり眠れそう!」なんて日に限って目が冴えてしまって夜更かししてしまう事ありますよね・・・。

これは、夜、寝たときに身体を回復するためのエネルギーが
起きている間に生成され、なんだか元気になったような気がしているだけなんです。
本来寝たときに使用するエネルギーなので、そのまま起きていると次の日どっと疲れがききます。

睡眠不足とダイエット


睡眠不足はダイエットにも影響があることが分かっています。
睡眠時間が少ない人と8時間程度寝る人では、体脂肪の落ち方に顕著な差が生まれます。

もっと言えば、起きているという事はエネルギーを消費するという事なので、栄養源である甘いものが無性に食べたくなります。
ダイエットをしているのに痩せない、という方はもしかしたら睡眠の影響かもしれません。

脳は習慣が大好き!


脳は習慣が大好きなんです。寝ない生活を続ける事は、たとえ悪い影響があったとしても、習慣化されてしまっていて、思うように寝られないんです。

反対に、寝られる習慣さえ作ってしまえば、多くの人はあっさり寝られるんです。

今回は睡眠不足の悪い面をご紹介しました。

そうは言っても眠れないよ!という方は次回の睡眠改善方法を読んでいただくときっかけが得られると思います。
「もう寝なければ」を「いつの間にか寝てた」にするために、一緒に取組んで行けたらなって思ってます。

あなたの睡眠への意識が変わる事を願って。
読んでいただきありがとうございます!

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