今回は、運を掴むために私達が出来ることをご紹介します。私達が「運」と呼び、起こっている偶然の出来事は、自らの手で掴み取る事が出来ます。
では、早速いきましょう!
運とは?
「運」「偶然」「奇跡」。今までの人生において何度か経験してきた「ラッキー」な出来事を私達は「運」と呼んだり、「偶然」と呼んだりしています。
「上手くいく気はしなかったけど、今回は運が味方した。」
「あいつは最近ツイてる、きっと今回もやってくれるはずだ。」
など、会話の中でも耳にする事があります。
その偶然のめぐり合わせは人知を超えた何かが働いているようにすらも感じる時があります。
しかし、この「運」。自ら掴みにいくことが出来ます。
ところで、「運」とはどういうものなのでしょうか?
例えば
5%の確立で掴める運が、私達の目の前にあったとします。
誰もがたった1度しか挑戦できない「運試し」です。
確立から言えば、20人に1人の割合で当たったり、外れたりします。
当たった人は「運が良かった」と喜び、外れた人は「運が悪かった」と落ち込む。
一度しか試せない場合はこうなります。
しかし、これが1人20回分の挑戦権があるとしたらどうでしょう?
それでも手に入らない人が出るかもしれませんが、当たる確率は遥かに上がり、確立だけで言えば全ての人が当たる事になります。
あるいは100回分の挑戦権だったら、もっとその確立は跳ね上がります。
じゃあ、これが私達の人生の場合はどうでしょうか?
運を掴むたった一つの方法
ありがたい事に私達の人生は、他の動物と比べてもかなり長いです。
人生に当てはめて「運」をみていくと、見えてくるものがあります。
それは、
人生の挑戦権はたった1回じゃない。
長い人生の中で、私達はかなりの自由度をもって何度でも挑戦できるんです。ただ、それに挑戦するか、しないかも自由です。
しかし、その「運」を掴み取りたいのであれば、何度も挑戦する他ありません。
私達は、今現在の成功した人や幸せそうにしている人をみて、「あの人はいいな」と思ってしまいがちですが、その成功した人達や楽しそうな人達は他の人から「いいな」と思われるほどの、圧倒的な挑戦を続け、回数をこなしています。
「運を味方につけた人」は、ほとんどの場合、然るべき努力を重ねてきた人です。
何度も痛い目にあって、何度も諦めかけた。それでも諦めずに何とか踏ん張ったからこそ「運を味方」にしたんです。
つまりは、幸運に恵まれるだけの回数をこなしています。紆余曲折を経て、やっとの思いで掴み取ったんです。「運や偶然」を「必然」にするために。
更に言えば、実際の人生は「良い意味で」確立ほど単純ではありません。
挑戦するほどにその確立は上がっていく
何度か挑戦するうちにその確立は上がっていきます。何度か失敗が続いた際、その失敗からも得るものがあります。それが「失敗しない方法」です。
つまり、失敗によって次は失敗しない方法を手に入れる事が出来、その挑戦は少しずつ成功に近づいていきます。前回よりも正確にです。
「今回は何がいけなかったのか?」
「この失敗から得るものはなんだろう?」
そうして少しずつ私達それぞれの成功への道を迷うことを減らしながら進んでいくことができます。
ここでいう成功とは、社会的なものだけでなく考え方にも言えるんです。
自分との向き合い方、他人との向き合い方は何度も繰り返すことで、始めは自分の感情を上手く噛み砕けなかったとしても、少しずつ、より自分に合った考え方になっていきます。
何度も何度も挑んで、失敗を重ねながら自分に合った考え方を手にする事が出来れば、なんとなく生きづらさを感じていた毎日は次第に変わっていきます。
今まで一緒に歩んできた考え方を更新するのは、相応の道のりが必要です。人によっては数週間かも知れないし、何年も掛かるかもしれません。
しかし、どれだけの時間が掛かったとしても私達自身の手で掴みにいかない事には手に入れる事が難しいものなんです。
誰かが変えてくれるものでは無いからです。
私自身がまだまだ道半ばですし、上手くいかないことも多々あります。ただ、私に出来る事は「与えられた環境で今から出来る事」をこなしていく事です。
今日のあなたの1日が「運」を掴むための1日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!