価値観の違いを知る

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人間関係

今回は価値観の違いについてご紹介します。職場、友人、家族や夫婦。皆が違う価値観で生きています。私達が、価値観の違いで争う事無く、認め合うための内容となっております。

では、早速いきましょう!

気付かないのではなく、気付けない

誰かが自分のやってほしい事に対して、やってくれない事は良くあります。

「何故そんなことも気付かないの?」と
モヤモヤ、イライラしてしまう事が少なからずあると思います。
あなたが気付いたけど、当の本人が全く気付いていない、もしくは「こんなの別に平気でしょ?」と感じ方が違う、なんて事ありますよね?それがたとえ、ずっと共に暮らしてきた家族であってもです。

しかし、少しだけ相手の目線に立ってみてください。「何でそんなことも気付かないの?」と思ってしまっても、思いを巡らせて見てください。

確かに私達は同じ世界に生まれ、暮らしてはいるんですが、育った環境や今感じている気持ちなど、一人ひとりの価値観は違うんです。
価値観が違うという事は、見ている世界も違うんです。

あなたが気付いたその違和感は、相手からしてみれば「気付かない事に気付いていない」んです。
相手が全く気づいていない事に対して、責める気持ちを抱いてしまうのは、相手にもあなたにも良い影響があるとはいえません。

反対に、私達自身が気付いていないことだってきっと沢山あるはずです。

相手や私達が気づいていない事に対してモヤモヤした結果、強い言葉で伝えあっては、本来もっと仲良くできたかもしれない可能性を小さくしてしまっています。

価値観が違うという前提から
「私はこう思うんだけど、あなたはどうかな?」
「こう思ってたんだね。じゃあ、もっとよくするためにはどうしたらいいと思う?」

とお互いの違いを認め合えるような環境が作れたら、大切な人との時間はよりすばらしい時間へと変わっていきます。

「正しさ」という危うさ

時に私達は「絶対こっちのほうが正しいよ!」と言い合う事があります。しかし、私達が感じた「正しさ」は相手にとっての「正しさ」では無いんです。

そもそも「正しい」「正しくない」は、好き嫌いによって影響されやすい不安定なものです。
それが悪いといっているわけではなくて、正しさはかなり主観的なんだ、という事です
自分の正しさを誰かに強要する事は、自分の考えを押し付ける行為になりかねないという事です。

信じるものがある事はすばらしいことだと思います。ですが、誰かへ強要するのはあまりに酷な話だと思います。

人は誰かから強要されたものや推薦されたものに、反射的に拒絶したいような気持ちが備わっています。
「自分のやる事は自分で決めたい」という欲求を誰もが持っています。
「心理的リアクタンス」と言いますが、こちらは少し長くなりそうなので別の機会に取り上げます。

じゃあ、相手に対して何も出来ないのか?というとそうでもないんです。
私達が誰かに出来る事は、いわば「きっかけ作り」なんです。
例えば
「こういうのがあってね。私はこれでこうなったんだ」など、自分の体験談を伝える形で話せば、「へ~、じゃあやってみようかな?」となる可能性があるわけです。

私自身がブログとして記事を書く時やツイッターでの発信をする際、出来るだけ「こういうのがあります」というスタンスを取るよう心がけています。
それでもたまにお勧めしちゃいますけどね。笑
私の今後の課題です。

本人がやるかやらないかは、出来るだけ本人に託しましょう。
人は自分でやると決めたことに対して意欲が湧き、達成した時に心地よさを感じる生き物
なんです。

仕事に対しても、おんなじです。やらされ感は意欲が出ません。
是非、職場の意欲を上げるためにも上司に、部下に「やってやった感」を持ってもらうことが、長期的な生産性を上げると思います。
「私がやったんだ!」という実感は自信になり、主体的に取組めます。

何より、私達自身も率先して仕事に家事に「やってやった感」を持つことが日々の生活を向上させる効果的な行動となります。主体性を持つからこそ、私達は次へと向かう事が出来るんです。

今日のあなたの1日が価値観を認め、皆の正しさをも認め合う1日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!

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