今回は、いい意味で人生をガラッと変えてしまうものがありますよ。というお話です。
今まで日々暮らしている中で、なんとなく生きづらさを感じていた方に読んでいただきたい内容になっています。
では、早速いきましょう!
脳は変化する
私達の脳は常に緩やかな変化をし続けています。いい影響や悪い影響を受けながら、少しずつ変化しています。
私達の日々の経験の積み重ねによって、少しずつそれが私達を作り上げています。
良くも悪くもです。
今、なんとなく行きづらさを感じておられる方は、もしかしたら「そういえば、笑顔になった事なんてしばらく無いや」なんて人もいらっしゃると思います。
脳に急激な変化をもたらすもの
しかし、時に、脳が急激に変化する事があるんです。
この急激な変化は人生を変えてしまうほど大きな影響を与えます。
それが「感動」です。
人はたった1つの感動によって今までの人生観がガラッと変わる事があるんです。
私の場合はたった1冊の心理学の本でした。
幸運だったと思います。
フワフワと揺れていて、空っぽだと思っていた私に、「心の土台」を作ってくれました。
その本を読んだときに、とんでもない感情の波が襲ってきて、私は涙を流しながら読みました。
苦しかった今までを分かってもらえた様に感じ、次第に自分を受け入れる事が出来ました。そこからの復帰は本当に早かったことを覚えています。
価値観という名の色眼鏡
私達はそれぞれ価値観と言う名の自分の色眼鏡をかけています。
残念ながら、この色眼鏡を取り替えたりする事ができるという事を多くの人が気付きません。私もその1人でした。
子供の頃から使い古した私達の色眼鏡は、くすんでしまっていて
思い込みや決め付けなどの「考え方の偏り」を生んでしまっています。
しかし一度外してしまえば世界は明るく見えてきます。「変わろう!」と決心し、行動する事で外す事ができるんです。
そうしてくすんだ色眼鏡を外す事ができれば、次第に心が満たされていくのを感じます。心身の健康が保たれると、ストレスでさえもやる気に繋がったりするんです。
私達が幼い頃には常に感動していたと思います。
虫を見ても、花を見ても、見た事のないものに触れては感動していたはずです。
あの頃は、慣れ親しんだ習慣がないから、何でも受け入れられたんです。
新しいものに触れると脳は一気に活性化して、一生懸命に記憶に残そうとしてくれます。
しかし、大人になるにつれ、様々な感動的体験に慣れていってしまいます。
新しいことへの挑戦が今まで慣れ親しんだ習慣を手放すように感じ、自分が無くなってしまうようにさえ感じることもあります。
慣れ親しんでいるからこそ、受け入れる事が怖いと感じるんです。
全てが悪いわけではありません。今までの経験があったから私達は暮らしていけているという面もあるからです。
ただ、大人になったからワクワクしなくていいんじゃありません。大人になったからこそワクワクした方がいいんです。ワクワクはチャンスなんです。
今という時代だからこそ出来る事
現代だからこそ、やりたい事を自分自身で選び取れる自由が生まれたのだと私は強く感じています。
この自由を生かすも殺すも私達の自由です。しかし、生かした先にのみ圧倒的な感動と幸せが待っています。
ネガティブな感情はどんどん癖になるんです。いつでも悩む事が得意になってしまうんです。しかしこれは、いい経験によるポジティブな感情によって打ち消す事ができます。
大きければ大きいほど一気にそのネガティブな感情を隅へ追いやってくれます
感動から人生は明るくなります。
子供の成長に感動し
草木や動物の命に感動し
何よりあなたの変化に感動します。
感動が、幸せが、私達の身近にあることを感じることが出来る様になります。
どこか身構えてしまっていて、「何も感じないよう」努めているような時が誰でもあると思うんです。
勇気を出してこれを取っ払う必要があるんです。
「なんだかつまらない」と感じている事こそ、脳が新しい体験を待っている証拠だと思います。
忘れてしまった感動を思い出す
人は生まれつき優しさを持っています。
後から育つものではなく、元々持っているんです。
もし、そんな事は無いと思う方がいらっしゃるなら、今はただ、忘れてしまっているだけです。
心が疲れてしまっているだけです。
人間ほど他者の気持ちが分かる動物はいないといいます。
そうだとすれば、他の皆の心も疲れてしまっていて、皆の心に合わせる様にあなたの心も疲れてしまっていると言う事もあるでしょう。
もしかすると、あなたの心の方が先だったかもしれません。
いずれにせよそれは、人に与えられた共感する能力です。
この共感を反対の作用として利用しない手は無いでしょう。
私達が心の疲れを癒し、思いやりを沢山の人に向ける事が出来る様になれば、皆の心も次第に癒されていくと私は強く信じています。
実際、私の周囲の人も疲れ切った顔をしていました。しかし、私自身が「心の土台」を作り、自らの心を癒して、思いやりや優しさを持った行動を諦めず続けた結果、少しずつ環境は変わり、仲間はどんどん増えました。
心が変わるのには時間は掛かりました。しんどいと思う時も確かにありました。
でも、今はこう思うんです。
続けてよかった、諦めないでよかった、と。
勇気を持って踏み出してみる。
私の場合は本から始まりましたが、例えば絵でも、自然でも良いんです。たかが本でしょ、絵でしょ、自然でしょ、という気持ちを捨ててみるんです。
大きな「感動」が必ず人生観を変えてくれます。
あの頭が晴れ渡る瞬間を読んでくださっている方にも体験して欲しいんです。
今日があなたにとって感動的な1日である事を願って。
読んでくださりありがとうございます。