人生の法則

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生き方

今回は、人生で何かを取組む際には、1つの法則があります、といった内容をご紹介していきたいと思います。皆が当たり前に日々取組んでいる事に対し、少しだけ後押しできるようなきっかけになれば幸いです。

では、早速いきましょう!

取組み始めは何事もしんどい


私達が何かに取組み始めた時、初めての事ばかりでなかなか上手くいかないですよね。そして時に、どうしても出来ない自分を責めたり、しんどくなる事があります。

新入社員の時や、新しい習い事や部活を始めた時を思い出していただくと分かりやすいかもしれません。

新入社員だった頃、私達は必ずといっていい程、あまりの新しい情報の量に圧倒されました。右も左も分からず、あれもこれも覚えなきゃいけない上に、更に新しい業務が舞い込んで来て、全然覚えられる気がしません。
そんな中でも先輩達はそつなくこなしていき、自らの力の無さを思い知らされます。

頭がパンパンになりながら、ふと私達は思います。
「もしかして、こんなめまぐるしい毎日が今後続くのか?」と。

今となっては忘れていた、その時の「しんどい」気持ちに今回の大切なポイントが隠されています。

人生の法則「守・破・離」


私達が
・新しい事に取組む時
・もっと上の段階を目指す時

必ずしんどいと思う「上手くいかない時期」があります。
そして誰であってもこの「上手くいかない時期」を経験しています。

ここで一つご紹介したいのが
私達全ての人間にいえるであろう人生の法則「守・破・離」です。

「守・破・離」とは、新しい何かに取組む際の、
とにかく基本を守り我慢し上達する「守」の時期。
完成し、いとも簡単にこなし、型を破る「破」の時期
更なる効率を目指し自分の考えの基、行動する「離」の時期

この繰り返しによって私達は少しずつ何かを取り入れ、自分のものにしていきます。

つまり我慢する時期は誰にでもあって、それでも諦めなかった先には必ず、楽になったり新たな段階にいく時期が来るんです。

ずっとしんどいままだと思った仕事が、いつの間にかそこまでしんどくなくなったりするどころか、気付いたら後輩を引っ張る立場になっている。なんて事が起きていますよね。
繰り返し実行して大人になったのに、こういった実感が湧かないのは「いつの間にか」上達しているからです。
しかし、実感が湧かなくとも子供が出来ないような事を難なくこなしています。

今、辛いと感じているのは「守」の時期だからです。自らの殻を破る時を待ち続けているからこそ辛いんです。
「守」の時期でやめてしまうから、ずっと辛いを繰り返してしまいます。
諦めなければ必ず「破」になり、「離」になります。

なにより、この「守・破・離」の大切なポイントは、言語化された概念として捉えることで

辛くなったときに
「今はただ、守の時期だ。必ずこの先がある。」
という事を思い出させてくれる事です。

私達のしんどいと思う事はいつか報われる時がやってきます。その時は、何故だかある日突然「いつの間にか」やってきます。

むしろ心の為には「攻・破・離」


今回の記事で「守・破・離」をご紹介しておいてなんですが、
私はこの「守・破・離」を知った時に、正直少しだけ違和感を覚えました。
というのも、

基本的に誰もが我慢して上達してはいるけど、我慢は辛いしあまり心にも良くないよな、と思ってしまったんです。

私達は自分のコントロールできない事に不幸せを感じる生き物です。我慢したくてしている人はいません。だったら、いち早くそこから抜け出すために「守る」のでは無く、「攻めたい」と思ったんです。
そのしんどい時期を切り抜けるための概念なら、むしろ心のあり方としては「守」では無く、自発的に「攻」の方が良いと感じました。

私が思い悩んでいた時期を思い返すと、いつだって新しい取り組みに対して、辛い気持ちを受け入れながらも、実際には「攻めて」いました。何度も折れそうになっては「守」に戻り、心の充電をしつつまた「攻め」ました。

苦境を乗り切る際の「守」は、攻めた先に戻ってこられる「最後の砦」のように捉えて、あくまで自分の力でもって、現状至らない事は十分承知で「攻」によって攻めることを大切したからこそ、早いんです。

物事に取組む本質はいつだって「攻」です。「守」は、疲れ果てたら戻ってこれる大きな砦で、心の拠り所としてあってくれれば良いのだと強く感じます。

何かを変えたければ自らの身体を使って知り、その何かを得てきました。

自発的に出来る事に目をむけ、殻にこもらず、むしろ殻をいち早く破ってやろうともがいて、次第に自分のものにし、次のステップに進む事。
つまり「守・破・離」よりむしろ「攻・破・離」が最も健全で、心にも負担が少ないんです。

自発的である事の最大の利点は「自分の気持ちをコントロール下に置ける」事です。私達自身がそうしたいと願い、そうなるように行動する事は、心の負担を小さくしてくれます。そしてたとえ上手くいかなくとも後方にはどっしり構えた「守」がいるんです。
「攻め入ってみたけど上手くいかなかった。でも今は我慢の時期なんだ。いち早く抜け出すためにまた攻め入ろう。」

「攻・破・離」なんて言葉は、私の作り出した造語です。しかし、現代にはこちらの方が適していると考えています。

その先に、必ず待っている


「そんな事、上手くいくわけない」という周りの声をもろともせず、失敗にも屈さず、常に攻めて歩んだ事でGoogleやAmazonは世界的な躍進を遂げたんです。
私達のあずかり知らない所で途方も無い「攻」があったのだと思います。

私自身もブログを始める、と周囲に漏らした際はあまり良い反応を得られませんでした。
しかし、続けてみればどうでしょう。今では沢山の人が私のブログを見てくれて、ありがたい事に何かを得て「ありがとう」と言ってくれています。
感謝をするのは私の方なのに、反対に感謝の言葉をいただく事になりました。

私自身が、自分を受け入れ変えたいと思い「攻めた」先に、不幸を感じていた頃の自分はもういなくなりました。むしろあの頃があったからこそ、今の自分があると思っています。

そして、今の気持ちを忘れたくないという思いと、こんな私でも誰かのきっかけになれるんじゃないか?という思いが、ツイッターを始める勇気となり、ブログを始める勇気となりました。
その「攻めた」結果によって、今、私の周りには「感謝」と「思いやり」に富んだ沢山の方がいてくれています。

「攻」によって今があります。「攻」によってこれからの明るい未来がやってきます。続けた先には必ず待っているものがあるんです。我慢の時期を我慢しないで自発的に進めたのなら、殻は一気に破れます。

その「攻」ための意欲が湧く方法については別の記事で取り上げています。
意欲が湧かないのにはちゃんとした理由があります。

今日のあなたの1日が「攻・破・離」な1日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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