今回は、誰かをずっと幸せに出来る、たった1つの方法をご紹介します。皆を幸せにしたいという素敵なご意見をお持ちで、反面それに押しつぶされそうになってしまう方に読んでいただきたいです。
では早速、いきましょう!
誰かの幸せを願う時、あなたはどうしているか?
誰かの幸せを願い、行動する時、あなたはどうしていますか?
大切な人の笑顔が見たい。
沢山の笑顔を作るためもっと頑張らなきゃ!
と、あなたが考えているなら、とても優しい人である事が伺えます。
その反面、少しずつ気持ちが疲れてきてしまって、優しくしたいと思う気持ちに押しつぶされてしまいそうな時がありますよね。
優しくしたかったはずなのに、今は上手くできない。それどころか、その気持ちに押しつぶされている、不安のような感覚を覚えてしまいます。
この優しさが裏返るような状態はどうして起きるんでしょうか?
優しいあなたが疲れてしまう理由
優しさを持った人が疲れてしまうその理由は「自己犠牲的」だからです。
「自己犠牲」によって、誰かに優しさを振りまいているからです。
「もっと誰かの為に役に立ちたい。まだやれる!」
この想い自体はとても素敵なんです。しかし、自分を犠牲にしていては、いずれ自分自身が疲れてしまいます。
せっかく優しい気持ちを持っているのに、これは悲しい事です。言ってしまえば自分自身に「無理をさせる」事をしてしまっています。これではご自身が辛い思いをしてしまいます。無理をせずとも次第に皆を幸せにする事が出来るたった1つの方法があります。
皆が幸せになるたった一つの方法
自分を壊さず、誰かに優しさを向ける事の出来る、たった1つの方法があります。
それは「まず、あなたが幸せになる事」です。
大切な人に優しくありたいからこそ、まずはあなたが幸せを感じてください。
あなたが幸せを感じ、心の余裕を持つ事で初めて、無理をする事無く、誰かへの優しさを、真心を届けることが出来ます。本当の意味で自分自身が幸せを感じると身に余るほどに、内側から楽しさや嬉しさが湧いて出てきます。
大切な人に優しくありたいなら、まず自分を幸せにするんです。
私達が自分自身を大切にしないなら、一体誰が大切にしてくれるのでしょう。
「あなたが優しく接したい大切な人」の中に「自分自身」も入れてあげてください。
「大切な誰か」と同じように「大切な私」も確かに存在する事を忘れてしまっているんです。
大切な人は、優しさを向けるほどに答えてくれるはずです。それが自分であれば尚更です。
優しさをずっと向けられて、それを拒否し続ける事は容易なことではありません。
優しさは自分に、相手に、必ず届きます。
自分が幸せを感じた先に
自己犠牲によって優しさを振りまくのでは無く、自分自身が幸せを感じる事が出来た時、まだその先があることに気付きます。
「私」だけだった幸せは、
「私達」の幸せになるんです。
自分ひとりで身を削る事は無いどころか、皆で一緒に楽しいと感じる事ができます。「私」という感覚は思いやりによって次第に広がっていき、「私達」になる。
「共同体感覚」という名前が付いているものです。
「私」から始まった幸福感は広がりを見せ、次第に「私とあなた」の幸福になります。そこから更に広がって、「私達」全体で幸福感が高まっていきます。
人には共感する能力が備わっています。絵空事ではなく、脳の仕組みとして存在しています。「思いやり」や「やさしさ」といった私から、あなたから始まった小さな「ともし火」は、次第に沢山の人に大きく広がっていき、その炎は消す事が難しいほどに燃え盛ります。
これは、あなたが幸せを感じる事で始めて生まれてくるものです。
だから
まずはあなたが幸せになってください。
今日の1日が自分自身を大切にし、心の「ともし火」が生まれる1日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!