今回は「心の土台」についてです。心の中にしっかりとした信念のようなものが生まれる時があります。私達の心が折れないようにするためには、その人の為の「心の土台」が必要だと感じます。そんなそれぞれの「心の土台」を見つけるために。
では、早速いきましょう！
心の土台とは？
私達は本質的に「何かを信じる事」でより強く、心の余裕を持って日々を暮らす事が出来ます。
その「信じるもの」は、
「自分」であったり、必ず手を差し伸べてくれるような「誰か」であったり、はたまた神様や仏様なんて方もいて、人それぞれです。私は科学が好きですが、実は世界的に見れば、宗教を信仰する人は科学のそれよりも多いんです。
ところが、自分を信じれなくなったり、誰かを信じられなくなったりしてしまった場合、私達の「信じる何か」はなくなってしまい、フワフワと漂う事になります。
また、そこから這い上がるための方法は
学校では教えてくれないし、社会に出ても教えてはくれないものです。
辛く苦しい不健全な心の状態を相談するのは恥ずかしい気がしたり、誰かに相談しても
「気合が足りない！」のような事を言われてしまう事もしばしばあります。なぜならその誰かも解決の方法を知らない事の方が圧倒的大多数だからです。
正直言って、本当に悩みすぎると、その悩みのループが襲ってきて、気合でどうにかなるものじゃないんです。
しかしもし、
「どんな環境であっても自分も誰かも信じる事が出来る」という、もっと深い部分に置いておけるような、崩れないものである「心の土台」を持つ事が出来れば、そもそも自分を信じられなくなる事も誰かを信じられなくなる事も無くなっていきます。
つまりは、なにがあってもフワフワと揺れ動かない、ガッチリとした「心の土台」をもっと深いところに置いてしまえたなら、もう揺れ動く事はほとんどなくなるんです。
私は悩み続ける毎日から脱して、今では他の方より幸せなんじゃないかな？と思っちゃうくらいには毎日ハッピーです。
プライドのような「自分の中だけにあるもの」では無く、
一般的な概念として存在し、誰かに何かを言われようとも決して変わることの無い強い「心の土台」を自分の中に作り上げるものがありがたい事に、現代にはあります。
そんな深いところに置けて崩れる事のない「心の土台」を作り上げてくれたものを、今回は私の場合でご紹介します。
「心の土台」を作る
私の場合、以前には無かった「心の土台」となるものを運よく見つけることが出来ました。教えていただいた、といった方が適切かもしれません。
とはいえ、変な勧誘をするつもりはありませんので、安心してくださいね。笑
あくまで今回は私の場合です。どうするかは誰かが決めるものでは無いんです。
今や私の深い部分に根ざし、私を今日も支えてくれている「心の拠り所」。
それが「心の仕組み」「脳の仕組み」です。
科学がお好きでない方には、あんまり良い案じゃないかもしれませんが、この2つに関しては、基本的には崩しようが無いんです。
科学というものは、その根拠が絶対に必要となります。
ですので、その根拠を崩す際には、「それを崩すだけのそれよりも有力な根拠」をぶつけない事には崩れないんです。むしろその繰り返しでもっと良い根拠が生まれてきたのが科学です。
例えば
「脳には経験に対応して、都度変化する能力があります」といったものを「いいや、変化なんかしない」と覆したい場合は、明確な根拠でもってこれを崩していく必要が出てきます。
今まで、そう判断されてきたものをひとつひとつを、再び「脳の仕組み」から説明していかなければなりません。
たとえ、それが根拠のある話だとして、「脳はやっぱり変化していなかった」となったとしても、私達が学習したり、順応したり出来る理由が説明できません。そんな時は大抵は「でも、変化するように見えたのは心がちゃんと存在していたからだ。」のようなものが新たに生まれます。
万が一変わることがあっても、全てが無くなってしまうという事がありません。再びそういった仕組みであるという根拠が生まれます。
崩しがたく、万が一崩れても再び根拠がある。
だからこそ私を助けてくれているんです。
「心の仕組み」に関しても
人がその考えに行き着く傾向や、人間関係の捉え方などを調べればすぐさま知ることが出来ます。
人がよく間違えるということを教えてくれ、完璧じゃなくてもいいんだと諭してくれます。
「心の仕組み」を知る度に私の心は余裕を取り戻し、「脳の仕組み」を知る度に、何をすべきかが明確になっていきました。
一般に心理学や脳科学といったものはものすごく難しいイメージがありますが、今ではものすごくとっつきやすい本も沢山出ています。また、私の記事のことで恐縮ですが、自分が役に立ったと思ったものだけを記事にしています。ご参考になればとても嬉しいです。
また、多くの人の中に勘違いがあるとも感じています。
「選ばれた強メンタルを持っているから、再び立ち上がれるんだろう？」
「私には無理だ。できっこない。」と諦めてしまっている方も少なくないんです。
しかし、そうでは無いんです。
確かに、生まれつき物怖じしない方もいらっしゃるとは思いますが、本当に一握りだと思っています。
また、その強メンタルといわれるものが、生まれ持ったものなのか？はたまた後から見に付けたものなのか？は、初めて会った方には判断がつかないんです。
もしかすると、私のように「心の土台」に出会っただけかもしれないんです。
人それぞれほとんど違いはありません。私達人間は類似する部分が圧倒的に多く、相違する部分なんかほぼありはしません。
いつからでも、今からでも手にする事の出来る「後天的な知識」によって「心の土台」は作り上げる事が出来ます。
始めはとてもこわい
始めの数歩は本当にこわいものです。私も例外ではありませんでした。
私自身がこうして発信を始めた頃に
「悩んでた奴なんかに、誰かの悩みが解決できるわけ無いじゃん」と言われながらも特に気にせず続ける事が出来たのは、私の中にはすでに折れても曲げてもへっちゃらな「心の土台」があったからです。
というより、最近ふと思い出すまで、正直言われたことすら忘れていました。笑
それに、「私が悩んでいたこと」と「その悩みを解決する案を提示すること」は、全く持って別物なんです。
むしろ悩んでいたからこそ、無理強いがどれだけその人を傷つけるか、また、それがどれだけ辛いか、が分かるという、いってしまえば私の発信の強みともいえます。
ブレない「心の土台」があるからこそ、迷わず進めます。強くなんかありません。
誰かが変えられるとは私自身も思っていません。自らが思い立たない事には誰がなんと言おうと進めないものです。
しかし、道しるべにはなれる。「きっかけ」にはなれると思ったために、こういった発信を続けています。
いつも読んでいただいている方には繰り返しの部分があって面倒に感じるかもしれません。
しかし、もしかしたらこの記事をきっかけに何かが変わっていく人がいるかもしれない。
そう思うと、何度でも繰り返す必要があるのだと強く感じるんです。
それに科学では無くとも、全然問題ないとも思います。
皆の中に「心の土台」が生まれさえすれば、もう揺れ動かなくともいいんです。私の目的は、皆さんが少しでも楽して楽しく暮らせることなので、その信じるものが何だろうと、その「心の土台」を崩す気はさらさらありません。
誰かに押し付けることなくそれを信じた結果、あなたが救われるのであれば、それが何であれ祝福します。
私の場合は心と脳の仕組みでした。ただ、それだけです。
ただそれだけですが、私の中に信じるなにか「心の土台」が出来ました。
今日のあなたの一日があなたの自身の深い部分「心の拠り所」を形成する一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます！！
