分からない事は分かりやすく

スポンサーリンク
人間関係

こんにちは!幸せマンです。
今回は、何かを多くの人に伝えたい時には、分かりやすくする方が良い場合が多く、それによって自分にも、相手にもメリットが生まれるんだよ、という話をします。もしかしたらとても当たり前みたいな話になるかもしれませんが、反面ハッとするかもしれません。

では、早速いきましょう!

言葉という超優秀なコミュニケーションツール


私達には日頃から、何かを説明するような機会がやってきます。仕事だったり、家事だったり、はたまた自分の思っている事だったりです。

人それぞれ考えている事はかなり違います。ここは一緒だけどこっちは違う。または、そもそも全然違う、なんてことも良くあります。

そんな時、私達は必ずと言って良いほど「言葉と文字」を使います。
超優秀なコミュニケーションツールである「言葉と文字」を駆使して、より迅速な対応とお互いの共通認識を作り出します。

ところが、本来そういった共通認識を作り上げるためのものだった「言葉」が独り歩きしてしまって「共通認識を作れないもの」になる時があります。

専門用語の罠


仕事において、しばしばこういった場面に出くわします。
「○○向けにこの前の商品のPOを発行しといて。ASAPで!」
これを伝えると先輩社員は足早に去って行ってしまいます。

この要求に対して、対応できる人と出来ない人が出てきます。
その部署に配属されたばかりの人新人は、おそらくこの意味を理解するのは難しいんじゃないかと思います。

ちなみに、PO(ピーオー)は「注文書」の意味で、ASAP(アサップ)は「出来るだけ早く」の意味です。

知っていれば対応する事ができて知らない人は途方に暮れます。
相手が知らなかった場合は、ASAP(出来るだけ早く)は達成されません。
これが「専門用語」や「通称」に常に付きまとってくる事柄です。

また、心理的に「知っていて当たり前だろ」という雰囲気を感じると、聞くに聞けなくなる問題もあります。
更にこの場合は、先輩は既にいないので聞こうにも聞けません。

ここでは架空の先輩を悪者のように扱ってしまいましたが、その先輩が頼んだ相手に対し「分かってくれたかどうか」を確認するだけで、おそらく円滑に話は進んだと思います。

また、「専門用語」や「通称」が時短になる可能性がある反面、むしろコミュニケーションの妨げになる可能性もある事を頭の隅に置いておくといいかもしれません。

分かりやすく伝える


何かを相手に伝えたい時や伝える必要がある時は、そもそも「相手にその内容が伝わる」事が目的ですよね。
この時伝える事を面倒だと感じたり、ササッと済ませようとすると、後々もっと面倒なことが待っています。

ですので、基本的にはそれがどういうものなのか?何のために必要なのか?から「分かりやすく伝える」事は大切なんです。
理由の説明があると人はより記憶として頭に残しやすいということもあります。

特に沢山の人に対して伝えることを想定した場合、それぞれに認識の差があるので、出来るだけわかりやすくし、それが何のために必要なのかを伝える事はもっと重要になると思います。
会議で集まってもその意味が分からなかったら、

例えば、校長先生が何か言ってるな、となってしまったらその集まりの意味がなくなってしまいます。

私の場合は
ブログやツイッターなどで心の仕組みや脳の仕組みを発信する際は、「老若男女、誰が見ても何とか読んでいただける」事を、目指して書いています。これは始めた時から心に決めていました。
これは私の目的が専門家のような方々と交流したいわけでは無くて、それを知らなかった人や、知りたい人が何か得るものがあればと思っているからなんです。

もし私が知識をひけらかしたいだけなら、もっと難しく、専門用語を使っちゃってます。
しかし、これではあまりにも得るものが少ないと感じます。

それにこういった知識の部分は、知ってしまえば皆が同じ場所に立てるので、特に自慢するようなものではなかったりします。知っ瞬間から同等の知識は得られるんです。要は知っているかどうかの違いだけなので、特に誇るような事でも無いんです。
「知っててスゲー!」となるものでは無く、誰でも得る事の出来るものです。

「私の場合は、こうしたら悩みから抜け出せたよ!それでもって、今はものすごく楽しんでいます!」ということが、読んでくださった方の悩みから抜け出したり、意欲が湧いたりするような後押しになればと思って発信を続けています。

私の目的は出来るだけ誰かのきっかけの一助となる事です。だとすると、難しく伝えるより、誰にでも分かりやすくの方が理にかなっていました。

仕事においても、相手が分からなかったら分かるように説明すれば、後はコミュニケーションが円滑化します。
「何で分からないんだ!」と叱ったところで、知らない事には分からないんです。
聞き手に聞く意思が無ければそれは聞き手の問題ですが、大抵の場合は「もとから知らない」事も多かったりします。

難しい事を難しくなく、分からない事を分かるように伝える事は、メリットが多いと考えています。

今日のあなたの一日が「相手に分かりやすく伝える」事のメリットに気付く一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

タイトルとURLをコピーしました