気持ちの切り替えが出来る瞬間

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感情

今回は、気持ちの切り替えが出来る瞬間についての話をしていこうと思います。悩みが悩みでは無くなる時、人にはいくつかの共通点があります。今日はそんな悩みで無くなる為の気持ちの転換を上手く起こせるように、「気持ちを切り替える」大きなポイントの1つについてご紹介していきます。

では、早速いきましょう!

気持ちが切り替わらない大きな原因のひとつ


私達は、中々気持ちの切り替えが出来ない時があります。

その中でもありがちなものとして、
誰かに言ってしまった事に対して、しばらく時間が経ってから「何であんなこといってしまったんだろう・・・。」と後悔してしまう、というものがありますよね。

例えば
怒りの感情が高ぶって、悪態をついてしまった。
自分を大きく見せたくて、見栄を張ってしまった。
話を盛り上げようとした結果、嘘をついてしまった。

こういった事は、多かれ少なかれおそらく誰であってもご経験があるものだと思います。

自身の発言に対して、その後もその後悔を抱えたままにしてしまうと、ふとした瞬間に思い出したりして、嫌な気持ちになってしまうものです。

つまりはずっと気持ちの切り替えが出来ない状態が続いてしまっている、という状態が長く続く事で、その分自分自身を苦しめてしまっています。

ですが、そんな後悔の気持ちをすぐに切り替える方法があるんです。私自身も随分お世話になっている考え方で、やり始めたら気持ちはずっと楽になりました。

今日はそんな気持ちを切り替えるような、自分から取組んでいける考え方をご紹介していければと思っています。

気持ちの切り替えが上手い人


「何であんな事を言ってしまったんだろう」
もしくは
「なんでこんなになってしまったんだろう」
という気持ちは、なんとも辛くて、自己嫌悪にも陥ったりします。
ですが、悩みからすぐに抜け出す人は、決まって気持ちの切り替えが上手です。そしてその方法は誰しも手に入れる事ができると思っています。

「悩みからすぐに抜け出す人」。つまりは「気持ちの切り替えが上手い人」は

「変えられないものに悩んでいない」んです。

私達が「なんで○○だったんだろう」と思い悩む時は、かなり多くの割合で
変えることの出来ないものに対し、「後悔」という形で悩んでしまっています。

言ってしまった事ややってしまった事は、もう取り消す事は出来ません。これ自体は変えられないものです。
変えられないものは、私達がどれだけ時間を掛けようとも、思い悩もうとも、それが解消する事が出来ないばかりか、それ思うこと自体が私達を傷つけてしまいます。

しかし、言ってしまった事に対し、「あの時はごめんなさい。」という事、もしくはこれからは後悔するようなことを言わないような工夫は、これから出来ます。これは変える事のできるものです。

思いを向けるべきは、変えることの出来ない起きてしまったことでは無く、
変えることの出来るこれから起きることなんです。

気持ちの切り替えが上手い人程、
変えられないものに悩む、という思いを
これから変えていけるものに上手に向けることが出来ています。

変えることの出来ないものに対し、とても短い時間しか悩んでないんです。

思いを向ける先を「今とこれから」へ


私達はよく間違えます。誰であっても、自分自身の全ての発言や行動を100%思うままに毎日を過ごしている人はいないんです。

悩みが少ない人は、失敗をしないんじゃなくて、失敗を挽回したり、気にしないような考え方をいくつかしています。これは大きな共通点の1つであるといって良いと思います。

「言ってしまった事は【変えることができないもの】なのでしょうがない。じゃあ、これからはこうしていこう。だって、【変えることができるもの】だから。これからは変わっていける。」

失敗しても、それをこれからどうするか、に向き合ってあげる事が、私達の心を過去の悩みから救ってくれます。

脳の仕組みからすれば、すぐさまきっぱりと後悔しないようには出来ないものです。私達の脳は慣れ親しんだ考え方が大好きなので、やっぱり始めは苦労します。

しかし、何度も繰り返せば繰り返すほどに、私達の脳はそれに答えてくれます。
今度は私達が最近繰り返したその思考に脳が慣れ始めるんです。

自分について「悩みやすい性格なんじゃないか?」という気持ちを抱いている人も少なくなりません。私もそう思っていた時期がありました。
しかし、
それは性格が悩みやすいわけではなくて、「悩み」に対する適切な対応方法が分からなかっただけなんです。

もし悪態をついてしまうようなことがあるならば、起きてしまった問題を沢山抱える事によって、心が疲れてしまっただけなんです。
だとすれば、その対応方法を知って心の疲れを癒してあげる事で、私達は少しずつ、「悩みやすい性格なんじゃないか?」という疑念を晴らしていく事が出来ます。

本当は誰しも、批判なんかしたかったはずでは無いし、自分を憎みたいわけでは無いはずです。

先日読んだ本の中に
「誰かに嫌われる事はしてはならない」という内容が書かれていましたが、私はこの内容については賛同できませんでした。

確かに嫌われるような事はしないほうが良いんですが、元を正せば、健全な心が保たれているから、誰かに尽くせるんだと強く思います。

誰かに嫌われないよう尽くす前に、あなたがあなたを嫌いにならないように尽くすほうが先であると感じています。

誰かに、社会に、目を向けて尽くすのは、その後で良いんです。

今日のあなたの一日が「変えられないものに悩まず、変えることの出来るものに思いを向ける」一日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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