人が不安を抱きやすい理由

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生き方

こんにちは!幸せマンです。
今回は、人が何故、不安を抱えやすく、迷いやすいのか?について個人的解釈も含めてご紹介していきたいと思います。不安のルーツはどこにあるのか?と、人類の成り立ちから見ていった際に「なるほど!」納得できるものがありました。皆さんにもなるほどを味わっていただけると嬉しいです。また、不安への対処などについてもご紹介できればと思います。

では、早速いきましょう!

私達は悩み、不安を抱える


私達は悩みを抱えてしまったり、漠然とした不安を感じたり、迷う事もあります。多かれ少なかれ、誰もが持っているものだと思います。

私自身もかつては仕事に悩み続け、将来になんとなく不安を感じ、このままでいいのか?と迷っていました。
幸い、ありがたい事に私は悩む時間が極端に減り、仕事の効率が上がり、寝る時間も増えました。
そんな私の中で、最近1つの疑問が浮かんできました。

それが
「何故、人がこうも悩み苦しみ、不安を抱く生き物なのか?」
ということです。

この答えを見つけるには根本を知る必要があると思い、私は人類の歴史を遡りました。
産業革命でも、農業革命でもなく、原始から見ていこうと考え、本を読み漁りました。そしてその結果、見えてきたものがあったんです。

その瞬間、ストンと腑に落ちたんです。

人類のルーツ


今より遥か昔、約200万年以上前の私達の祖先には、小さな動物しか狩る事が出来ませんでした。大きな動物とは闘うことなく、逃走することが唯一の道だったんです。

その当時、弱肉強食の厳しい生態系の中では、真ん中あたりが私達の祖先です。

しかし人類は、その後とてもゆっくりとした進化を経て、直近の約10万年前に、遂には武器を扱えるようになりました。その結果、生態系の中間にいたはずの人類は、その頂点へと一気に躍り出ました。頭の良さによって「圧倒的な速さ」で一気に上り詰めたんです。

問題はこの「圧倒的な速さ」です。その速さ故に、私達の悩みや不安を抱えてしまっているのだと感じました。というのも、

進化というものはとんでもなく時間が掛かります。10万年前に起きた、それもほんの少しの間で起きた「一瞬の下克上」です。
これでは、進化が追いつくはずもありません。
いつの間にかトップへ躍り出ていた人類にとって、その変化に対応するだけの時間は全くありませんでした。

一方、そんな突然トップに躍り出た人類とは違い、
長い間、生態系の頂点に君臨していた他の大型生物たちは、他の生物にとって脅威となりうるような「太い牙や爪」を持っていて実に堂々としています。
「自分に対抗するような生物」はいないがために、どっしりと構えています。

しかし、頭の良さから偶然にも生態系の頂点となった人類には、かつてトップだった大型動物のような見た目はありません。いくら堂々と立ち振る舞おうとも、その見た目は依然として「二足歩行の痩せっぽち」です。
道具を手放し、一人ぼっちになってしまえば、現在であっても生態系の中間に落ち着きます。

つまり、偶然か必然か、生態系の上では頂点にいる私達ですが、「心」は依然として中間の生物なんです。

悩みと不安はあって然るべき


人類は「その身体と見た目」で他の種族を圧倒できる要素を持ちえませんでした。
道具を持ち、集団で行動し、頭を駆使することで初めてトップにいる事が出来たんです。
しかし、進化は全く追いつかず、心も置いてけぼりにされているがために、ひとたび襲われれば不安や恐怖を感じてしまいます。

頂点に君臨しながらも、何かに襲われるかも知れないという危機感を常に持たなければならなかった生物が、私達なんです。

驚く事に、私達の身体と脳は生態系の頂点を取った約10万年以上も前から全く進化していません。

もし仮に、10万年前にタイムスリップをして、同じ言語を話せたならすんなり会話が出来てしまうはずです。

現代人が悩みや不安を抱える事は、不自然な事では無く、むしろ自然な事だったんです。

頭の良さで成り上がったなら


じゃあ、悩みや不安を仕方がない事だとして放っておくのが「生きる」ということなのでしょうか?
また、諦める事が人類にふさわしいあり方なのでしょうか?

私は、全くそうは思いません。
「頭で成り上がった」なら、同じく「頭で解決する事が出来る」と思っています。
大型動物のように大きな牙や爪は無いかもしれませんが、私達には「考える力」があります。
頭が良くなる進化を遂げたのなら、それを武器にしていけばいいんです。

事実、私達が絶えず考えた事に対して、脳は順応し、変化してくれます。
また、心理学でも自分の素直な気持ちを受け入れると、次第に気持ちが晴れていく事が分かっています。
そして、言葉を扱える事がより理解を深める大きな要因になっています。

だとしたら、頭の良さを武器にして、人類とはなにか?を理解していけばいいと感じています。
「一人ではあまりに非力で、不安に弱い。」ということが私達のスタンダードなのだと理解してしまった方が気持ちは楽になるんです。

このスタンダードが前提にあれば、
強がってみたり、辛いのに気丈に振舞ったりもうしなくていいんです。
自分を大きく見せようと見栄を張る必要も無いんです。
皆が不安を抱えているのであれば、言い争わず、認め合うと誰もが苦しまなくていいと思うんです。

不安がある事を前提として、その不安の対処法を知る。
これが頭で成り上がった私達人間にのみ出来る、強力な武器になり得ます。

不安が強くなりすぎると、楽しさはまるでどこかに行ってしまったように感じるものです。
しかし、以前の私がそうだったように、日常にある楽しさが見えなくなっているだけなんです。

ありがたい事に現代では、不安の解消方法は沢山溢れています。
私の記事が気に入らなければ、別の方や本でもいいんです。
どんな方法であれ、隣人が笑って過ごせたなら、それでいいと思っています。

また、人が一人で生きられないのなら、皆で寄り添うような生き方を勇気を持って選んでいく事が大切なのだと感じます。

私の記事では何度も乗せていて、しつこいと思う方もいらっしゃると思いますが、何でも言います。

大切な誰かを思うのなら、まずはあなたから幸せになってください。

今日のあなたの一日が「人とはなにか」を知っていただける1日である事を願って。
読んでいただきありがとうございます!!

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