今回は私達の中にどうして劣等感が生まれているのか?またどうしたら劣等感は無くなっていくのか?を中心に幸せな人の共通点にも触れていきます。
幸せは身近にあります。気付いてしまえば、いつでも感じる事ができます。
では、早速いきましょう!
お金があれば幸せ?
幸せを感じている人の共通点はなんだと思いますか?
多くの人は、お金が沢山あれば幸せだと思っているかもしれません。
確かに、宝くじが当って大金を手に入れた人はその瞬間は幸せを感じるようです。しかし、ある研究によって大体6ヶ月程度でその幸せは消えてしまう事が分かっています。お金があることに慣れてしまうんです。実は、お金による幸せは長くは続かないんです。
また、生活のレベルが上がってしまい、元の生活に戻れないという一面もあるようです。
それでも私達は、それはお金がある人の意見でしょ!?そうはいっても「うらやましい!」と思ってしまいますよね。
不幸せを感じる人は「うらやましさ」を持っている
実はこの「うらやましい」が私達を不幸せにしてしまっています。私達は他人の持っているものをうらやましいと思えば思うほどに劣等感を持ち、誰に何を言われたわけでもなく、自分で自分を苦しめてしまうんです。
幸せな人の共通点に「劣等感を感じていない」という大きな特徴があります。
そしてこの「劣等感」を抱かなくなる方法があるんです。
単に劣等感を捨ててください。なんて事は言いませんので安心してください。これから劣等感が無くなっていく方法とそこから更に幸せになる方法、つまり幸せな人が何を持っていて、何を大事にしているのかご紹介します。
劣等感はどこから生まれているのか?
劣等感は他人から生まれているものではなく、自分自身から生まれているんです。つまりは、他人と自分を比べた結果、自分自身の心によって劣等感が生まれています。
「あの人はあんな事が出来るのに私は出来ない」
「あの人があんなに有名になったのに私は一体何をしているんだ」
劣等感はこう考える事で生まれています。
幸福感を感じている人は他人と比べていない
幸せを感じている人は他人と自分を比べていないんです。
他人と自分を比べるのではなく、自分と自分を比べています。
「あの頃はあれが出来なかったけど、今は少しずつ出来てきている」
「今は上手くいかないけど、これを続けていればきっと上手くいく。あ、あとあれもやってみよう。」
過去の自分よりここが出来る様になった。今の自分はまだまだだけど、これを続けたらきっと未来は上手くいくと考えているんです。
続けた事が上手くいかず、場合によっては前より結果が悪くなる事だってあるでしょう。しかし、幸せな人は、その失敗に対しても、またもや自分の手で、自分の力で修正し、再び行動します。むしろこの失敗から学んで、違う方法を探してより良くしようと行動しているんです。
失敗しても、成功してもずっとやる事は変わりません。自分をより良くするために「これからどうするか?今から何ができるか?」に集中しています。
「こうだったら」や「うらやましい」などの可能性にいきると、途端に幸せはなくなります。
可能性のままでいる事が心にはとても大きな負担(劣等感や嫉妬)になっている事を知る人は少ないと感じています。
幸福感は自分をコントロールする事で生まれる
他人と自分を比べることなく、自分と向き合う事が幸福感を生みます。それがどうして幸せなのかというと、
私達は感情や物事をコントロールできるほど幸福感を感じる生き物だからです。
逆を言えば、コントロールできないことが多ければ多いほど、悩みは増え、辛くなっていきます。
他人の幸せをうらやましいと思うことは、コントロールできない領域に足を踏み入れているからしんどいんです。
そういう意味で「劣等感」は自らコントロールできないどうしようも無い事に足を踏み入れているという事です。
幸せな人は、自分のコントロール出来る事にのみ目を向け、挑戦しています。
また、コントロールできる領域が最初は狭かったとしても、それを広げようとしています。
常に自分のいる環境の中で自分に何が出来るかにのみ向き合い、より良くするために行動しているんです。
幸せの研究の共通点
更には、様々な「幸せ」に関する研究を見るといくつかの共通点があります。
それは
1、自分が好きである事
2、他人に感謝している事
3、社会に貢献していると実感している事
です。
これらからも分かるように
自分にも他人にも社会に対しても「感謝」と「思いやり」を持っている人が幸せを感じていると分かります。
自分という存在に感謝し、
他人がそこにいてくれるだけで感謝し、
自分の行動が皆の役に立っていると実感する事で、社会に感謝しています。
自分をコントロールできているからこそ、自分を好きになり、他者を思いやり、社会に貢献したいという心の余裕ができているんです。
お金、地位や名誉があると幸せなんじゃありません。
コントロールできる範囲でより良くしたいと行動するから幸せなんです。
実際に年収が3,000万円を超えたあたりから、本人が感じている幸福度はかなり落ちている事が分かっています。お金を得るという事は責任が増えると言う事でもありそうです。またこういった話のボーダーラインのようなものは、常に流動的です。つまり時代によって、その雰囲気によって「年収3,000万」というラインも変わっていくだろうと思います。
自分を好きになる最初の一歩は
自分を許して、自分を好きになる事です。
自分を好きにならないと他人へ、ましてや社会へその気持ちを向けることは出来ません。
まずは、あなたが幸せになってください。
自分を好きになった時の感覚は今でも忘れません。
頭がパァッと晴れ渡るんです。
あなたを変える事ができるはあなただけです。
ずっと辛くて苦しい気持ちと戦う事を頑張っているんですよね
戦うんじゃなくて、受け入れると気持ちが晴れます。
あなたの心はずっと待っていてくれていますよ。
今日もあなたの一日が自分を好きになる一歩である事を願って。
読んでくださりありがとうございます!